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過去に開催された展示



Artwork by Jamie Noguchi.

 

「ニューフロンティア:ジョージ・タケイの様々な世界」
2017年3月10日~8月20日

「ニューフロンティア:ジョージタケイの様々な世界」は芸能界の先駆者的存在であり、ソーシャル・メディアの偶像的存在でもあるジョージタケイの人生と芸能遍歴を、最近彼が理事会メンバーでもある全米日系人博物館に寄贈した富な資料を基にして解明しています。この展示は第二次世界大戦当時ローワとツーレレイクの日系人強制収容所に収容された幼少時に始まり、ハリウッドで日系アメリカ人俳優として活躍、同性愛者としてのカミングアウト、日系アメリカ人、LGBTQ(セクシャルマイノリティ)の代弁者としてソーシャルメディアの中の絶大な存在を受けている姿を捉えています。

観る人とインタラクティヴに反応してこのユニークなジョージ・タケイの姿を解明しながらこの展示は変り行くアメリカ社会の姿も描き出してくれます。

 


「告知:大統領令9066発令について考える」
2017年2月18日~8月13日

第二次世界大戦当時12万人の日系アメリカ人が強制収容されることを可能にした大統領令9066が発行されてから今年は75年になります。Instructions to All Persons: Reflections on Executive Order 9066, この展示では国立公文書館より貸し出された2ページの大統領令9066号の原文、工芸品、記録ビデオ等を網羅し、ガイドによる解説などを用いて合法的に認可された少数民族に対する差別・偏見が如何に現在の社会に影響を及ぼすか問いかけます。

Photo by Jack Iwata, ca. 1942-1945. Gift of Jack and Peggy Iwata.

 

 

「オークの木だけが知っている:ツナキャニオン拘置所の話」
2016年12月10日~2017年4月9日

この小規模展示では第二次大戦中にアメリカ司法省により敵国危険人物とみなされ、ロサンゼルス市のタハンガ地区にあったツナキャニオン(峡谷)と呼ばれた拘置所に拘束された人々の実話を紹介します。拘束された日本人、ドイツ人、イタリア人移民たちや送還された日系ペルー人の拘置所での経験を写真、手紙、日記などによって当時の様子をよみがえらせてくれます。

このプロジェクトはツナキャニオン拘置所連合による企画:アメリカ内務省、国立公園、日系人収容所助成金プログラム、またサンフェルナンド・バレー日系アメリカ人コミュニティー・センターのスポンサーにより成り立ってます。

 

 

「タタオ:ポリネシアの刺青」
2016年7月30日~2017年1月22日

この展示では2000年の歴史を持つサモアの刺青の伝統を絶やすことなく現代まで守りぬいてきた、スルアペ一家とその後継者たちに焦点を当てサモアの刺青の歴史と文化を紹介します。

PHOTO: Tattoo by Su'a Sulu'ape Peter. Photo by John Agcaoili.

 
 
 
 
 
 

「農園から立ち退かされた:第二次大戦中の日系アメリカ人農場労働者」
2016年9月27日~2017年1月8日

強制立ち退きされた日系アメリカ人の収容者たちに砂糖大根農場での季節労働者として働くよう3万3千人に契約書が発行されました。この展示では第二次大戦中の日系アメリカ人収容者たちの農場労働者のストリーを紹介します。

連邦政府写真家であった、ラッセル・リーの記録からオレゴン州のニーサ、ルーパ、シェリーそしてアイダホ州のツイン・フォールス、それぞれの土地で働いた日系アメリカ人収容者たちの農場生活の様子を来館者は写真、説明書と短編ドキュメンタリー映像をとおしてご覧いただけます。

PHOTO: Laborers in sugar beet fields outside of Shelley, Idaho. Library of Congress, Prints & Photographs Division, FSA-OWI Collection, LC-USF34-073809-E.

 

 

「折り紙:新しい発想」
2016年5月29日~8月21日

この創意豊かな展示では日本の伝統的な折り紙、子供のころの懐かしい折り紙が洗練されたインターナショナルな造形芸術として三次元図形へと変化していった経過をみせてくれます。6カ国の29歳から71歳の9人のアーティストによる革新的な作品は大規模な彫刻や概念的なものも含んでいます。

PHOTO: Erik Demaine and Martin Demaine, Destructors III, 2013, elephant hide paper. Photo courtesy of the artists.

 

「Making Waves: 1920-1940に活躍した日系アメリカ人の写真展」
2016年2月28日~6月26日

1920年から1940年の間に活躍した日系アメリカ人写真家たち、おもに現代主義者の作品の数々に焦点をあてた展示です。多くの作品は日系アメリカ人の第二次大戦中の強制収容のため紛失していました。この展示は歴史写真家、教育者であるデニス・リードにより企画されました。103件の作品は当時使用された品々とともに一時的な収集品はその時代をよみがえらせてくれます。

PHOTO: Asahachi Kono, Pond Fantasy, c. 1930. Gelatin silver print. Collection of the Kono family.

 

 

「二つの視点:アンセル・アダムスとレオナルド・フランクの写真展」
2016年2月28日~4月24日

日本人を祖先に持つ者たちの西海岸からの強制退去に関するアンセル・アダムスとレオナルド・フランクの写真展です。アンセル・アダムスの写真は一万人の日系アメリカ人がマンザナ収容所での苛酷な日常生活とそれに対応する強靱さを見せてくれます。レオナルド・フランクはブリティシュ・コロンビアの官僚システムの視点から日系カナダ人たちの動静をとらえています。

PHOTO: Leonard Frank, Leaving Vancouver, 1942. Eastwood Collection, JCNM (1994.69.4.29).

 

「ジャイアント・ロボット・ビエンナーレ4」
2015年10月11日~2016年1月24日

「ジャイアント・ロボットビエンナーレ4」展では型に囚われないアジア系アメリカ人のポップカルチャーの持つ影響力を見せてくれます。

第4番目の展示のシリーズは創設者であり企画者でもあるエリック・ナカムラの協力を得て企画されます。初期は紙面に描かれた漫画のイラストにすぎなかったジャイアント・ロボットでしたが、いまでは世界中に壁画や、写真展にまで広がりました。この成長した過程を今回の展示で見せてくれます。

 

 

「シュガー・アイランド:ハワイの中の沖縄-ローラ・キナとエミリー・ハナコ・モモハラのアート」
2015年7月11日~9月6日

「シュガー・アイランド:ハワイの中の沖縄」展はローラ・キナの絵画とエミリー・ハナコ・モモハラの写真によるユニークなコラボレーションの展示です。二人のアーチストは沖縄とハワイのミックスしたルーツを持ち、彼女らの祖先の歴史、アジア人の移民と定住を課題にし、主に女性労働者の貢献を作品に表しています。フィクション、実話、怪談、言い伝えをおりまぜて、アジア移民の過去がどのように彼らの現在の生活に影響しているかを写真と絵画によって表現しています。

面識もない沖縄とハワイのミックスルーツを持つ4世の二人アーチストの話は所どころで重なりあっています。展示企画クリスタル・ハウザーPh.D

 


「彼らがヒーローになる前:スス・イトウの第二次大戦の写真集」
2015年7月14日~9月6日

「彼らがヒーローになる前:スス・イトウの第二次大戦の写真集」展は博物館の膨大なパーマネントコレクションから今までにない日系アメリカ人兵士の経験を初めて紹介する展示です。

日系442連隊戦闘団に属する522野戦砲兵大隊の一員としてススム、“スス”・イトウは1943年から1945年の間ヨーロッパ戦線に従軍し、「失われた大隊」テキサス大隊の救出、またユダヤ人が収容されていたダッハウ収容所解放に参加しました。

イトウは何時も小さなカメラを持ち歩き、いつでもチャンスがあれば写真を取れるようにしていました。彼は撮った写真のネガの保存には苦労しましたが、転戦する途中の町や村で現像をしました。それらの写真は大戦中の日系兵士達の日常の生活を垣間見る貴重なコレクションとなりました。写真と一緒に展示されている当時使われていた品々が写真を一層引き立ててくれます。

 


「ジダイ:時代を超えたサムライ・アート」
2015年8月1日~8月30日

「ジダイ:時代を超えたサムライ・アート」展は日本社会の上層部にあった武家階級の短刀や甲冑を展示します。ロサンゼルス周辺のコレクターから集められた数々の珍しい品々は鎌倉時代(1185~1333)から幕末(1603~1868)まで続いた武家政治の時代の貴重な芸術品です。この展示は日本文化を象徴する品々がどのように保存されアメリカ社会に伝えられたかを表しています。宮本武蔵によって作られた鍔やマンザナ収容所でひそかに作られた短刀などはこの展示のハイライトです。収容所で作られた短刀は今回初めて一般公開されます。「ジダイ」展は日本刀の鑑定家であるマイケル・ヤマサキとサムライ・ストアー・インターナショナルのリージョナル・ディレクターであるダリン・フルカワによって企画されました。

 


「ハロー!キティーのスーパーキュートな世界への体験」
2014年10月11日~2015年5月31日

全米日系人博物館では(株)サンリオと共同で「ハロー!ハローキティのスーパーキュートな世界への体験」と題した、世界初の大規模のハローキティの展示を開催します。

この展示は世界的なアイドルとなったハローキティ40周年を祝う数々のイベントの一環としてハローキティのカラフルな経歴、そして社会的な影響をおよぼした数々の作品で構成されています。展示にはサンリオ(株)のハローキティコレクションの中から彼女に影響されたユニークで革新的な現代美術のアートワークなども含まれています。

この展示は特別展示のため、展示への入館は予約制となります。一般用予約チケットは9月29日よりjanm.org/hellokitty にてお求めいただけます。特別展のチケットは大人$20、子供(6~17歳)$10、5歳以下は無料。

博物館メンバーは入館料無料、特別展への入館は一日に付き1回と限定させていただきます。まだ博物館メンバーでない方は是非この機会に博物館メンバーへの加入をお勧めします。

 



Tattoo by Horikiku. Lettering by Chaz Bojorquez. Photo by Kip Fulbeck.

伝統の保存:現代社会の中での日本伝統の刺青
2014年3月8日~9月14日

キップ・フルベックとキタムラ・タカヒロによる伝統的な日本の刺青の芸術性と刺青師の技を公開する写真展。

国際的に知られた7人の刺青名人達、ホリタカ、ホリトモ、クリス・ホリシキ・ブランド、ミヤゾウ、シゲ、ジュンイイ、ヨコハマ・ホリケンの作品を実物大の写真で紹介します。

 

 

 



Courtesy of the Los Angeles Dodgers

ドジャース:ゲームの同志
2014年3月29日~9月14日

本拠地をニューヨーク、ブルックリンからロスアンゼルスに移したドジャースは野球以外の場でも世界のスポーツの草分けとなりました。球団経営陣は野球勝利の文化、最高のファミリー・フレンドリーな経験をドジャース球場で提供することを使命とし、そしてコミュニティーとの深い関わりを持ち続けようと努力している団体なのです。

「ドジャース:ゲームの同志」この展示では夫々が後世に語り継がれる様な業績を残した4名のプレーヤー達、ジャッキー・ロビンソン、フェレナンド・バレンズエラ、チャン・ホ・パーク、野茂英雄と、殿堂入りを果たした監督のトミー・ラソダらのストーリに焦点をあてます。

監督・プロ野球球団経営者であるブランチ・リッキーは初のアフリカ系アメリカ人選手ジャキー・ロビンソンと契約を結び、それまであった野球界の人種差別の垣を撤廃したのです。

球団経営者であるウオルター・オマリーはドジャース球団の人種差別撤廃をさらに促進し、更に球団をロスアンゼルスにもってくることにより西海岸へのメージャーリーグの発展を企てドジャー・スタジアムを球団の負担で建造しました。ピーター・オマリーはスポーツ界では野球を代表する知名度の高いドジャースを使って、野球を国際的な球技にまで高めたのでした。来場者はドジャース・スタジアムを単なる野球場としてではなく、集められた野球の用具のコレクション、写真、選手の活躍を表すオリジナルの品々などを見ることができ、ドジャーズは単なる野球の球団以上のものであるということを感じることができるのです。

「ドジャース:ゲームの同志」では、来館者に計り知れない球場での選手の活躍の記録、野球ファンまたこれから野球に興味を持ち始めた人々にとって、プレーヤーの役割そして、ドジャース球団のアメリカの文化、多民族の融合そして野球の国際的発展への貢献を見ることができるでしょう。

 



© 2012 Takeo Bill Manbo

閉じ込められた色:コダクローム色彩写真で見る日系アメリカ人第二次大戦中の強制収容所記録
2014年5月3日~8月31日

展示「閉じ込めらた色」はビル・マンボがワイオミング州、ハートマウンテン収容所にいた1943年と1944年に取ったコダクローム写真です。鮮明な美しい色合いの写真で表されるこの写真は収容所での数々の政府の不法行為のエピソードに関する先入観を打ち消してしまいます。

皆が白黒の写真を撮っている時にマンボはすでにコダクローム写真を用い時代の先端を行ってました。彼がコダクロームを使っていた当時はまだテクノロジーは初期段階でした。イメージは矛盾しています、なぜなら暗い歴史のエピソードも活気に満ちた美しい写真で美しく見せるからです。

「閉じ込められた色」は日系人強制収容に対する思いこみを覆してしまいます。イメージは美しいだけでなく、それを見る人に収容所での日系アメリカ人の幅広い日米の文化活動に対する理解を深めてくれます。それらの鮮明な色合いは歴史的古い写真であるのに、いかにも現在起きているかのような印象をあたえます。それらのイメージは白黒の写真よりも見る人と写されたものとの距離をちぢめる力がある反面、今まで持たれていた有刺鉄線の中の生活に対する思いこみを複雑化させてしまいます。  

 


マーベルス&モンスターズ:アメリカのコミックに写るアジア系のイメージを暴く 1942-1986
2013年10月12日~2014年2月9日

アメリカのコミック業界の最盛期のころほとんどのアジア系キャラクターはいくつかの偏見から来るパターンにはめられていた。この時代のポビラーなコミックブックの例として、「マーベルス&モンスターズ:アメリカのコミックに写るアジア系のイメージを暴く 1942-1986」ではどのようにこれらの表現のしかたが今日のポップカルチャーのアジア系キャラクターに影響を及ぼしているかを表す。

学芸員のジェフ・ヤングは偏見からくる表現の例をあげてみた、ザ・グル、ザ・ブレイン、ザ・テンプトレス、ザ・マニプユレイター、ザ・エーリアン、ザ・カミカゼ、ザ・ブルート、ザ・ロータス・ブロッサム、このようなステレオタイプは、宣伝から生まれた40年続いた異質のアジア系のキャラクターがどのような経過をへてポップカルチャーの中に定着したかを見せてくれます。

さらに展示では現代アジア系アメリカ人のグラフィックアーチストの作品を通してアメリカのアジア系に対する見方の返還を見せてくれます。

この展示はニューヨーク大学のスペシャルコレクションのウイリアム・ウーのコレクションの中から最も極端な例と現在のアジア系アメリカ人のコミックに出るキャラクターとの違いを展示します。

来館者は8体のアジア系の特徴を誇張した等身大の切り抜きのキャラクターにポーズをとることも出来ます。

この展示はA/P/A 団体とニューヨーク大学Fales Library & Special Collectionsの共同制作によるものです。

 



Photograph of a Nisei soldier of Company B, 100th Infantry Battalion. This photograph was taken during the campaign for the rescue of the Lost Battalion in the Vosges mountains in October 1944. Image credit: National Archives.

Go for Broke(当たって砕けろ)二つの戦線で戦った日系アメリカ人兵士たち
2013年11月12日~2014年3月2日

アメリカが第二次世界大戦に参戦した時、始めは「敵性外人」と区別されたにもかかわらず何千人もの二世達が兵役に志願した。二世達を人種別に隔離して編成された第100歩兵大隊、第442連隊戦闘団は、その編成規模としてはアメリカ全軍の中では最多数の勲章を与えられ、又一番長い期間戦闘に参加しました。

「Go For Broke: 当たって砕けろ 二つの戦線で戦った日系アメリカ人兵士たち」展は、戦場や後方でのこの若い兵士たちの不撓不屈の粘り強さと勇敢さに満ちた活躍ぶりを記録しています。日系アメリカ人兵士たちはヨーロッパ全土にわたり8回もの凄まじい激戦で戦い、それこそ桁外れな数の犠牲者を出しながらも何千個もの勲章を授けられました。それだけではなく、太平洋戦線では、何千人もの日系アメリカ人達は言語スペシャリストすなわち情報部員として活躍しました。戦火の収まった後も彼らの戦いは終わりませんでした。戦場から帰還した彼らは、今度は周りの社会に沁みこんだ執拗な人種偏見と戦わなければなりませんでしたが、この“戦場”でも同様の成功を収めました。彼らの尽力のお陰で、数多くの反アジア的な法律が破棄されました。この「Go For Broke」展は エリス島移民博物館に於いて初めて開かれ、二世兵士たちがアメリカ国内でも国外でも正義を勝ち取るためにどれほど貢献したか知らせてくれます。

展示されている写真の説明は学芸員エリック・ソウルと退役軍人によるオーディオの案内が携帯電話を使用して聞くことができます。

この展示は日系アメリカ人の戦争の歴史プロジェクトとエリック・ソウルの企画によるものです。

 



Japanese American laborers at Tule Lake War Relocation Center, Tule Lake, California. Library of Congress.

私はこのアメリカの広い大地が欲しい:アメリカに住む太平洋諸島/アジア系市民のストーリー
2013年9月14日~10月27日

西暦1800年に始まり現在に至るアメリカ合衆国に深く根を下ろし、多民族のコミュニティを形成している太平洋諸島/アジア系のアメリカ市民は、豊かで素晴らしい歴史をもっています。太平洋諸島/アジア系市民たちが、アメリカ合衆国の発展にどのような影響を及ぼし、またどのような影響を受けながら育ってきたか感動的なテキスト、写真或いは美術工芸品などを30個のディスプレーで見せてくれます。

過去何十年もの間、“Asian in America”即ちアメリカに住むアジア人と“Asian American”アジア系アメリカ市民とは同意語ではありませんでした。初期のアジア系移民たちは、法的に市民権を得るために闘わなければなりませんでしたが、その子孫であるアジア系アメリカ市民たちは、“正真正銘”のアメリカ市民として認めてもらう為に闘わなければなりませんでした。太平洋諸島/アジア系アメリカ人は、アメリカが直面した歴史的な重要な局面で非常に重要な役目を果たしました。例えば、アメリカ大陸を横断した鉄道の建設、第2次世界大戦の激戦地での敢闘、そして歴史的に著名な人達と肩を並べてオークランドから社会の正義を求めて首都ワシントンへの行進などです。

 

 



Daniel Dae Kim by CYJO, digital pigment print, January 29, 2007. Collection of the artist. © CYJO

現代肖像画:アジア系アメリカ人アーチスト達の出会いの肖像画
2013年5月11日~9月22日

コンテンポラリーなアジア系アメリカ人のアイデンティテーの多様性を7人のアーチストによって表現した作品。CYJO, Zhang Chun Hong, Hye Yeon Nam, Shizu Saldamando, Roger Shimomura, Satomi Shirai, Tam Tran.

 

 

 

 


目立つ、目立たない:日系アメリカ人“ハパ”の歴史
2013年4月7日~8月25日

最近の国勢調査によれば日系コミュニティーにて自分はミックスであると認める人が増えています。また近い将来ほとんどの日系コミュニティーはこのようなミックスになるでしょう。日系アメリカ人“ハパ”の歴史と変化していく日系アメリカ人社会をここに展示します。この展示は南カリフォルニア大学日本の宗教とハパの文化データー・ベース・プロジェクト・センターと全米日系人博物館の共同制作です。

 


アメリカン・ヒーロー:第二次大戦中の日系兵士と議会金メダル
2013年5月4日~6月9日

第二次大戦中に欧州の激戦地で戦った米軍日系人部隊に対し、米国で最も権威のある勲章の一つ「議会金メダル」が2011年に授与されました。受章者は米陸軍の第100歩兵大隊と第442連隊戦闘団、軍情報機関(MIS)の元兵士らでした。

「アメリカン・ヒーロー:第二次大戦中の日系兵士と議会金メダル」展はスミソニアン協会国立アメリカ歴史博物館の企画で全米退役軍人組織との共催による展示です。この展示はスミソニアン巡回展示機関により各地にて公開されます。

また全米退役軍人組織とスミソニアン・アジアン・パシフィック・アメリカン・センターとのパートナーシップにより制作された教育資料も展示とともに巡回されます。

 


愛国者とピース・メーカー:アラブ系アメリカ人のアメリカへの貢献
2013年2月16日~4月14日

アラブ系アメリカ人は多岐にわたって建国当時からこの国の特に公益事業に貢献してきました。「ピース・メーカ:アラブ系アメリカ人のアメリカへの貢献」展ではアラブ系アメリカ人達の英雄的行為と自己犠牲は歴史を通して彼らのこの国への貢献を確言するものです。

 


スーパーナチュラル(超自然)展
2013年2月9日~3月17日

どんなコミュニティーにとっても伝統は切っても切れないものです。そんな伝統の中には私達の祖先が抱えていた迷信から生まれたものもあるのです。

「スーパーナチュラル」展ではオードリ・カワサキ、エドウィン・ウシロ、ティモシー・テルオ・ウォルターズ達の作品がこの世でない、超自然的な観念がどのように長い年月を経て伝統として定着したのかを教えてくれます。

 


ジャイアント・ロボット・ビエンナーレ3
2012年9月23日~2013年1月20日

「ジャイアント・ロボット」を立ち上げたエリック・ナカムラ氏による企画展、第3回ジャイアント・ロボット・ビエンナーレを全米日系人博物館にて開催することになりました。

開館以来最多の2700名ものゲストを開催初日に迎えた第1回ジャイアント・ロボット・ビエンナーレ展から6年、「ジャイアント・ロボット」は今、新しい記事や動画をオンラインにて紹介し、日々ブログを更新するだけでなく、ウエスト・ロサンゼルスの店内では毎月アートショーを行っています。過去15年にわたりアジア人やアジア系アメリカ人のポップカルチャーを紹介してきた「ジャイアント・ロボット」は、前途有望なアジア系アメリカ人アーティストたちを「発見」して世に送り出すことでも知られています。

 


折り紙:無限の可能性
(Folding Paper: The Infinite Possibilities of Origami)

2012年3月10日~8月26日

ダイナミックで、斬新で、そして美しい 「折り紙」はいわゆる手芸の域を超える芸術です。ここで紹介する作品は、美しく洗練された美術の表現の手段として様々な美術館で展示され、多くの美術愛好家が求めて止まないものばかりです。現代の折り紙のさらに素晴らしいことは、数学やデザインの分野のみならず、工学、建築、テクノロジーといった分野にまで取り入れられ、新しい発想をもたらしていることです。私たちが幼い頃から慣れ親しんできた鶴の折り紙は、今や世界平和のシンボル となっています。

日本とヨーロッパに伝わる折り紙の豊かな文化や歴史を紹介する「折り紙:無限の可能性 (Folding Paper: The Infinite Possibilities of Origami) 」では、45人の国際的なアーチスト達による114個の作品をご覧になれます。紙を素材とした無限の可能性が、折り紙に関する版画、壁画、動画を通して表現され、来館者も体験できる折り紙のワークステーションや折り紙から発想を得て作られたドームテント等々、年齢に関係なく誰もが楽しめるものが今回の展示を通してご覧になれます。

Image: Richard Sweeney, 03M (Partial Shell), 2010. Watercolor paper, wet folded. Photo © Richard Sweeney.

 


線を引けば・・・日系アメリカ人の美術と戦後のロサンゼルスにおける美術活動
2011年10月15日~2012年2月19日

第二次世界大戦後のロサンゼルスで多岐にわたってダイナミックに活躍してきた日系アメリカ人芸術家たちの作品とその足跡を、インタビュー映像などを使って紹介します。

 

 

 


マジックを求めて:パトリック・ナガタニ
2011年11月19日~2012年1月14日

被写体に対するユニークなアプローチと豊かな色彩描写力を通して、ナガタニ氏は人間を取り巻く様々な事柄や常に変化する自然環境への懸念、彼自身のアイデンティティへの想いなどを表現しています。

Image: Japanese Children’s Day Carp Banners, Paguate Village, Jackpile Mine Uranium Tailings, Laguna Pueblo Reservation, New Mexico, 1990, Chromogenic print

 


卯年: スタン・サカイの兎用心棒
2011年7月9日~10月30日

25年間にわたり、世界中のファンはスタン・サカイの兎用心棒を愛読してきました。この回顧展ではサカイの偉業を祝うとともに、17世紀の封建時代からの侍兎の冒険を原画と絵画によって活き活きとよみがえらせてくれます。

 

 

 


卯年のカスタムショー
2011年7月14日~9月11日

『卯年:スタン・サカイの兎用心棒』(2011年7月9日~10月30日)展に関連して、アーティストら(博物館の新・旧の援助者)が集まり、フランク・コジックの「ハッピー兎人形」の創造のマジックを見せます。また、「ハッピー兎人形」の創造者であるフランク・コジックによる特別作品も展示されます。

「ハッピー兎人形」は『スタン・サカイの兎用心棒』の展示の一部です。
皆様愛好のJANMアーティストらの作品をご覧ください。ご来場を歓迎いたします。

 


デモクラシーの為の戦い: 「我々人民」の「我々」とは誰か?
2011年5月28日~8月28日

第二次世界大戦によって永久に生活とコミュニティを変えられた一般市民7人の様々な体験を通して、来館者の方々に自由と歴史、さらには多民族国家アメリカで生活を営むために行ってきた努力について問いかけています。

 

 

 

 

 


カリフォルニアホテル: 遥かなる家、ハワイの家
2011年5月28日~8月28日

この巡回ショーでは、ラスベガスにある一軒のカジノとハワイの日系人との間に生まれた特別かつユニークな繋がりについて、珍しい写真やゆかりの品々、動画などを通して紹介します。

 

 

 


アメリカン・タペストリー:収集されたコレクションが織り成す25の人生物語
2010年11月13日~2011年4月17日

荒れた砂漠に転がっていた数個のビー玉、19歳の兵士の偽らぬ日記、9月11日のテロ事件の現場である貿易センターの跡に残っていた人々の心を揺さぶる数々の品々・・・

全米日系人博物館が所蔵するユニークなコレクションの中には、ありふれたようでありながら、何物にも代えがたい秘話を抱えた品々があります。

創立25周年を祝い、当博物館のコレクションの中から25の所蔵品を選び展示します。この所蔵品とそれに伴うストーリーはまるで色とりどりの糸で綴られたタペストリー、すなわち一世、二世、三世が辿った日系アメリカ人の歴史を表す民族模様のようです。

 


ミックス:キップ・フルベックによる多民族背景を持つ子供達のポートレート展
2010年3月20日~9月26日

「キップ・フルベック:一部アジア人、100%HAPA」展示に続き、この展示では多民族背景を持つ子供らによる自画像やアイデンティティに対する意見が加えられた作品を見ることができます。アーティスト・キップ・フルベック氏による著書『Mixed Portraits of Multiracial Kids』を主軸に構成された展示です。ご家族でお楽しみください。

 

 

 


織りなる様々な人生:ハワイのプランテーションでの日本人移民の服装
2010年2月27日~8月22日

ハワイのサトウキビ・プランテーションで働きやすいように作り変えられた美しい日本の着物やそこで働いた移民たちの生活を垣間見ることが出来ます。この展示では貴重な衣類、写真、フィルムに加えて研究員バーバラ・カワカミによる珍しい口述動画で初期の日本人移民の体験を教えてくれます。

 


ジャイアント・ロボット2:15年間
2009年10月24日~2010年1月24日

2007年の「ジャイアント・ロボット・ビエンナーレ:創刊50号」展に続き、今回の展示はジャイアント・ロボット出版社創設者のエリック・ナカムラの企画による出版15年間に活躍したアーティストらの作品が紹介されています。

デイビット・チョー、ジェームス・ジーン、サウザー・スレイザー、セオ・エルスワース、コジンダン、ステラ・ライ、ジャック・ロング、アルバート・レイス、 ジェフ・ソト、ロッブ・サトー、デス・P・サン

 


こけし:民芸品から芸術的おもちゃまで
2009年7月11日~10月4日

日本の古典的な民芸品であるこけし、そしてその歴史とこけしの由来を辿ってみましょう。またこの素朴な工芸品を称えて、コンテンポラリー・アーティストにより創作されたこけしをごらんください。100名以上の著名なインターナショナル・アーチストによりデザインされた、他に類のない特別ディスプレーをごらんください。

こけしについてもっと詳しく調べてみましょう。こけしに関するたくさんの品物が用意しております。まずは博物館ストアーまで。

自分のこけしを作ってみましょう。博物館の新しいゲームjanmKIDSでは楽しみながら文化教育を提供してます。 ここをクリックしてください。

 


グロリアス・エクセス(死):リンキンパークのマイク・シノダによるアート
2009年8月30日~10月4日

2008年大成功裡に終わった「グロリアス・エクセス(誕生)」に続き、シノダは最新の絵画、デジタルアートの作品を全米日系人博物館にて発表することになりました。私たちを取り巻くセレブ崇拝、消費への執着、過剰への憧れの探求はシノダの次のチャプター「グロリアス・エクセス(死)」で表現されています。それは以前にもまして、より壮大で、幅広くすばらしい作品の集成です。

シノダの新しい作品は彼独特の視覚的表現方法を持って、自らの体験と彼を取り巻く社会に対する社会諷刺を「富」、「死」、「セックス」のシンボルを使って、新しいポップのイメージを混ぜながら常に進化を続けています。スーパースターを崇拝し、消費と名声と、富をあがめる時代のメディアの世界の中において、この個展は「何が本物」かを問いかけていきます。

 


Crossings:アメリカ強制収容所の10の視点
2009年4月2日~6月21日

殆どのアメリカ人にはアメリカに住んでいた日系人・日本人が第2次世界大戦中に強制収容されたことよって受けた痛手の深さは到底理解出来ないでしょう。 強制収容によって失われた日系コミュニティ、財産、および人間としての尊厳、大変なものでした。当博物館の第一の目的はその時代の出来事を記録し、当時の日系人文化を象徴する品々を収集保存し,解明することです。 Crossingsは強制収容所体験の一面を芸術作品として表現しています。

これらを見る人は収容所で味わったであろう感情や考えを理解することができるでしょう。それと同時に、これらの展示された作品は強制収容が日本人・日系アメリカ人コミュニティーに与えた深刻な影響を教えてくれます。

 


ごくろうさま:ハワイ日系二世のコンテンポラリー写真展
2009年2月14日~5月24日

展示『ごくろうさま:ハワイ日系二世のコンテポラリー写真』では、ホノルルの写真家ブライアン・Y・サトウの作品、白黒ポートレート35点を展示します。「ごくろうさま」は他人の苦労を敬う、または骨折りをねぎらう時に使う言葉で、ハワイの日系アメリカ人二世の精神や彼らが継承してきた文化を表しています。2002年からサトウは、オアフ島やハワイの近隣諸島を回り、人々の姿を私的なレベルでとらえることに焦点を絞り70点以上の写真を撮りました。

四世のサトウはこう説明しています。「(プロジェクトに)すぐに取り掛かりやり遂げなければ、現存する日系二世の世代を記録する機会が永遠になくなってしまうことに気づきました。」「写真をご覧になった方々が、二世達の人生経験から得た知恵を学びたいのなら、(二世達の存在は)今すぐに汲み取らないと再生不可能である資源のような存在だと気づいてくれれば幸いです。」

ハワイ日本文化センター所蔵。リアム&ローリー・トモヤス・マッギーが、日系二世の両親マキシン&故マーヴィン・トモヤスに敬意を表し当展示を後援しました。メディアスポンサー:羅府新報

 



Lari Pittman, This Discussion, Beloved and Despised, Continues Regardless, 1989. Acrylic and enamel on wood panel. Courtesy of the artist and Regen Projects. Collections of Eileen Harris Norton and Peter Norton, Santa Monica.

20年前の今日: ロサンゼルスのビジュアルアーティストを支えて…
2008年10月4日~2009年1月11日

この展覧会は California Community Foundation のビジュアル・アーティストへの Fellowship 奨励金交付の開始20 周年を記念するものです。ビジュアルアートの中心地としてのロサンゼルスの台頭をアーティスト達の成長を通して見せてくれるものです。

ロサンゼルスの芸術界の状況は 1988 年にfellowship 奨励金が初めて交付されてから大きく変わりました。今ロサンゼルス美術界を取り巻く環境は日増しに世界中の注目を浴びつつあります。この展覧会はビジュアル・アートへのより深い理解を、特にロサンゼルスで活躍する多様な分野で活躍するアーティスト達の間に育んでくれるものです。

California Community Foundation のビジュアル・アーティストへの Fellowship 奨励金は下記の団体・組織よりの支援により成り立ってます。 J. Paul Getty Trust Fund for Visual Arts, the Brody Arts Fund, the Atlass Fund, the Joan Palevsky Endowment for the Future of Los Angeles, and other California Community Foundation funds.

 



Anya Gallaccio
Detail of installation view
In a Moment, 1997
365 gerbera daisies

Living Flowers: Ikebana and Contemporary Art
2008年6月15日~9月7日

日本華道を代表する三大流派(池坊、小原流、草月流)の生け花とイサム・ノグチ、アンディー・ウオルフ、ロバート・メープルソープ、シェリー・レビン、ジュディー・フィスキンらコンテンポラリー・アートを代表する20名の芸術家との革新的なコラボレーション。

日本文化を代表する生け花のディスプレーと世界の最先端を行くアーティストの作品が一堂に展示されます。日本の伝統美と、彫刻や絵画や写真などのコンテンポラリーアートとの融合が今回の見所です。開催期間中、毎週、新しい生花が三流派の代表者によりアレンジされます。またパブリックプログラムの一環として、各華道の教室によるデモンストレーションが行われます。

展示のデザインはEscher Gune Wardena ArchitectureのFrank Escher氏とRavi GuneWardena氏が手がけました。彼らは特殊な建築素材を使ってギャラリースペースの飾りつけをします。日本の床の間を想像させる建築デザインも展示場内に取り入れられてます。このデザインによりコンテンポラリー・アートと日本の生け花の伝統美があますところなく表現されます。

 



Ruth Asawa holding a form-within-form sculpture. 1952. Photograph by Imogen Cunningham.

THE SCULPTURE OF RUTH ASAWA: CONTOURS IN THE AIR
ルース・アサワの彫刻:大気の輪郭展
2007年3月10日~2007年5月7日

この展示はサンフランシスコ・ファインアート美術館の Dr. Daniell Cornell 学芸員により企画されました。

『彼女の作品は力づよさ、そしてグループ・インストレーションとしての魅力があります。部屋に入ると表現できない親近感を感じメディテーションをするような静けさ、それでいてミステリアスな、静寂を感じます。』

アサワは一世の両親の 間にカリフォルニア州の Norwalk で 1926 年に生まれました。彼女の作品はすべてワイヤーを手で編んで製作した彫刻です。

アサワの作品は 1950 年代と 1960 年代に作られたもので、天井から下げられた彫刻を下から見るようになっています。

アサワ自身、自分の作品に対する考えかたは、「クラフトかまたはアートであるか、このような定義づけを人々はするが、ワイヤーがたまたま素材であっただけである。どこにでもあるような素材で作品を創りそれに定義づけをする、これが大切です。」

6 人の子供の母親であり、 1950 年代には「サンフランシスコの主婦」とも呼ばれ、また彼女の日系バックグランドから「家庭的女性の作品」とも評されていました。彼女は日系アメリカ人としてでもなく、またはアジア系アメリカ人としてでもない、ただ一人のアーティストして評価してもらうことを望んでいます。

 



Yuichi Hirata, c. 1943, Gelatin silver print. Library of Congress, Washington, DC: Division of Prints and Photographs, Lot no. 10479-1, no. 12

アンセル・アダムス写真展
第二次大戦マンザナ強制収容所の生活
2006年11月11日~2007年2月18日

第2 次世界大戦中、日本人を祖先に持つ12 万人以上の日系アメリカ人はアメリカ市民であるにも関わらず、憲法に守られることもなく自らの政府によって、ミシッシッピー川より西に点在する荒涼たる収容所に隔離されました。

1万人規模の日系アメリカ人強制収容所がアメリカ政府によって運営されていることを知ったアンセル・アダムスは、有刺鉄線と監視塔の撮影は禁止という制限付きながら、マンザナ収容所内の様子が『悲劇の時』として写真に収められることになりました。

彼の写真集『自由と平等のもとに生まれて』には、「インヨの荒涼とした風景とそこに強制的に住まわされた何千人もの収容者の生命力を写し出したかったのだ。人々の生活が私の主な目的であったが、本の中には多くの風景が取り上げられている。」と、記されています。

 



「キップ・フルベック- 一部アジア人、 100 % HAPA」展
2006年6月8日~10月29日

「キップ・フルベック- 一部アジア人、 100% HAPA」 では、 全米を旅し様々な年齢と階層の HAPA (ハーフ) 1000 人以上を撮り続けたアーティスト、キップ・フルベックのポートレートを展示します。「HAPA」という呼び方は、もともとハワイでハーフに対する蔑称として使われていましたが、今ではアジアや環太平洋からなどの異なる人種・民俗を祖先にもつ多くの人達の間で、誇り高き言葉となっています。フルベックの作品は、 HAPA がよく聞かれる「何人になるの?」という質問に、言葉とイメージで答えを模索します。化粧、装飾品、衣服を身にまとわない素顔の HAPA のポートレートと、彼らが何人であるかを記した手書きの言葉を組み合わせることで、フルベックは、その美しさとアイデンティティーを力強くそして私的に表現します。「キップ・フルベック- 一部アジア人、100 %HAPA」は、今では数が多い HAPA を探求するアーティストの挑戦であり、またアメリカ現代社会に広がる現実の複雑な側面を映し出します。

キップ・フルベックは、受賞写真家、映画制作者、作家、語るアーティストであり、彼の作品は世界中で展示されています。またカリフォルニア大学サンタバーバラ校芸術学部の教授・学部長でもあります。コンパニオンブック『part asian, 100% hapa』(まえがき-ショーン・レノン、あとがき-ポール・スピッカード)を Chronicle Books 社 より出版。

 



Installation view at the Vitra Design Museum. Bench, 1966. Thomas Dix/Vitra Design Museum.

Isamu Noguchi – Sculptural Design
2006年2月5日~2006年5月4日

日系アメリカ人アーティスト、イサム・ノグチ(1904 −1988 )実用性と彫刻の美を一体化したノグチの作品。75 を越すノグチの作品が、劇場デザイナーとして名高い 芸術家ロバート・ウィルソンの一連のセッティングの中で展示されます。これには、ノグチの胸像をはじめとするユニークな石の彫刻や、マーサ・グラハムのための舞台装置,ノグチ独特のデザイン家具、照明器具「あかり」などがテーマごとに陳列されます。

 

 

 

 



Toshiko Takaezu. Three Graces. Glazed stoneware. Photo by Fitzhugh Karol, 2005.

「トシコ・タカエズ:土の芸術」展
Toshiko Takaezu: The Art of Clay

2005年8月6日~2005年11月27日

タカエズ・トシコはハワイで沖縄出身の両親の間に生まれ、日本の生活様式の中で少女時代を送りました。タカエズの仕事は「日本の伝統と西洋の美学を融合したもの」として位置づけられています。

「Closed Form 」という極めて収斂的な、内面的な表現を核に、それと対比するかのように、植物や臓器や溶岩を連想させる作品が見られます。

 

 

 


ペリー来航後の日本:横浜と明治時代の日本を描く
2005年2月6日~5月1日

今回のスミソニアン歴史博物館アーサー・サックラー・ギャラリーからの移動展示には、“横浜絵”と呼ばれる19世紀半ばの横浜をモチーフにした浮世絵版画24枚が展示されます。

1859(安政6)年の日米修好通商条約をかわきりに、江戸幕府は横浜港をアメリカ、イギリス、フランス、ロシア、オランダに開きました。この開港によって横浜には西洋の文化が流れ込み、静かな漁村が一夜にして活気あふれる人口10万人以上の国際港に変貌したのです。横浜では商人や外交官からなる外国人のコミュニティも栄え、さまざまな文物が生み出されました。西洋の船、初めて目の当たりにする異人の姿、洗練された異人館…異国情緒あふれる横浜の町は版画アーティストたちを活気づけました。

版画の技術は8世紀に中国から日本に伝わったものですが、18世紀半ばには多色刷りの技術が江戸の庶民文化の中で花開きました。

当時の版画家のほとんどは外国人を一度も見たことがなく、彼らは西洋の新聞、雑誌などをもとにヨーロッパ人を描きました。特に西洋の女性の姿は当時の横浜でもごく稀で、版画アーティストによって描かれた異国人の顔は人種の区別が明らかではありません。しかしそこには1872年に初めて東京横浜間を結んだ蒸気機関車やミシンなど「日本で初めて」のものが描かれています。

活気に満ちた浮世絵版画は急激な速さで地元そして外国人コミュニティヘと広がりました。1859年から1862年の間には500枚の版画が31名のアーティストによって製作されました。広重の「横浜異人館の図」、貞秀の「横浜異人商館の図」、芳藤の「アメリカ人遊興」が有名です。

今回出展されるのは、1990年代にウイリアム・リーオンハート元大使と婦人のコレクションからサックラー・ギャラリーに寄付された85作品の中の版画24枚です。さまざまな民族が固有の文化を失うことなく共存していた様子…文明開化の象徴となった横浜をこの展示でご覧いただけます。

 



ヘンリー杉本 「収容所での自画像」 1943、マデリーン・スギモト、ナオミ・タガワ寄贈(92.97.5)

ヘンリー杉本:一画家の描いたアメリカ
2001年3月24日~10月7日

ヘンリー杉本は19才で渡米、画家を志してサンフランシスコで学びました。やがてアメリカ国内や海外でも個展を開き、さまざまな展示会に出品するようになりました。彼が42才のときに第二次世界大戦が勃発、アーカンソー州のジェローム強制収容所、後にローワー強制収容所に収容されました。この収容所での体験をきっかけに、彼は芸術を通して日系アメリカ人の体験を表現するようになりました。

この絵画展は、全米日系博物館の広範囲にわたる杉本コレクションから、絵画、版画、素描など120点を展示、ひとりの移民、ひとりの日系アメリカ人、そしてひとりの画家として生きたヘンリー杉本の生涯を紹介します。

 

 

 



モモ・ナガノ 「アメリカン・ファミリー」

「マンザナを振り返る-博物館コレクションから」
2000年9月24日~2001年10月7日

第二次大戦中に米国政府の戦時転住局がもうけた10ヶ所の強制収容所のひとつだったマンザナは、50年以上にわたって多くの写真家たちの表現の対象になっています。博物館所蔵のコレクションから、アンセル・アダムス、ロバート・ハスイケ、マスミ・ハヤシらの作品を厳選しておおくりします。

さらに二世アーティスト、モモ・ナガノの作品「アメリカン・ファミリー」が、新たに展示品に加わりました。この作品は、ロサンゼルスの30番街に住んでいた200人近い日系アメリカ人の友人、知人の名前が星条旗に縫いこまれています。彼らはみな、この街から強制収容された人達です。生活を奪われ、その後の人生に大きな影響を与えた強制収容という違法行為への批判が、一人一人の名前の行間に浮き上がってきます。「アメリカン・ファミリー」は、カリフォルニア市民の自由に関する教育プログラムから助成金を受けて創作されました。

 



メイリン・ホン 「Silkworm Grind」 2000

日米アーティスト交流プログラム参加者展
2001年5月11日~9月2日

1979年以来、100人以上のアメリカ人アーティストたちが、日米アーティスト交流プログラムより奨励金を受け、日本に滞在し創作活動を行っています。

この展示では、近年このプログラムに参加したベリッツ・ブラザー、メイリン・ホン、キム・ヤスダたち3人のアーティストによる最近の作品を紹介しています。それぞれのオブジェに漂う、微妙な、そして刺激的な日本体験のインパクトをお楽しみください。

日米アーティスト交流プログラムは、日米フレンドシップ・コミッション(JUSFC)と連邦芸術基金(NEA)の共催で運営されています。

 



グレース&ジョージ・イズミ寄贈 (94.182.3)

「アメリカの強制収容所
−日系アメリカ人の体験を語り継ぐ」展

第二次世界大戦中、12万人以上の日系アメリカ人が強制収容されました。彼らの多くは米国市民であったにもかかわらず、なんの法的手続きもなく、日系であるというだけで、それまで培ってきた生活のすべてを奪われたのです。その歴史は、いまだ多くのアメリカ人たちにも知られず、十分に理解されているとはいえません。この展示は、その苦難を生き抜いた人々の体験を、彼ら自らの言葉と、写真、ビデオ、絵画、生活用品などを通して、語り継ぎます。

「アメリカの強制収容所」展は全米日系人博物館が構成し、ラルフ・アップルバム・アソシエーツのデザインにより、1994年にロサンゼルスの全米日系人博物館で初公開され、その後全米各地で巡回されてきました。

 


More Than a Game: Sport in the Japanese American Community. Photo credit: Zebra baseball team at Heart Mountain, Wyoming concentration camp, 1944. Gift of Mori Shimada (92.10.2DF)
2000年3月4日~2001年2月18日

 

「モア・ザン・ゲーム−日系アメリカ人コミュニティにおけるスポーツ」展は、スポーツというテーマから日系アメリカ人を見つめた展示です。アイススケートの金メダリスト、クリスティ・ヤマグチの活躍は記憶に新しいですね。ウインブルドンのチャンピオン、アン・キヨムラの活躍も有名です。プロバスケットボール界には1947年にニューヨーク・ニックスでワット・ミサカが大活躍。1952年のオリンピックでは日系アメリカ人が7つもメダルを獲得しました。この展示では、スポーツ史に残るトッププレーヤーたちのインタビュービデオや記念の品々を特別公開しています。クリスティ・ヤマグチが金メダルを受賞したときのスケート・シューズとコスチュームも展示されています。

第二次大戦中の強制収容所での生活を強いられている時期にも、そして現代にいたるまで、スポーツは日系人の間でもコミュニティ形成の重要な役割を果たしてきました。スポーツを通して、知られざる日系アメリカ人の歴史の一面をごらんください。

写真:ゼブラ野球チーム、ワイオミング州ハートマウンテン強制収容所、1944年
モリ・シマダ寄贈(92.10.2DF)

 


「荒野のダイヤモンド−日系アメリカ人と野球」展
2000年5月6日~7月16日

日系アメリカ人と野球の関わりは、20世紀初頭の一世チームにまでさかのぼることができます。二世たちは、強制収容所の中で野球を覚えました。パノラマ写真で紹介されているゼニムラ野球場は、アリゾナ州ヒラ・リバー強制収容所の中に、日系人たちが作ったダイヤモンド(野球場)です。日系アメリカ人がアメリカの代表的なスポーツである野球に親しんできた歴史には、そのまま彼らの体験した差別と寛容の歴史を見ることができます。この展示は、二世ベースボール・リサーチ・プロジェクトの協力のもとに全米日系人歴史学会が作製しました。

 

 

 


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