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参加研究者 エジソン・モリ |
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内容 プロジェクトの紹介 参加研究者 参加団体 資料一覧 シンポジウム 職員と相談役
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「日系ブラジル人出稼ぎのブラジルと日本における経済的貢献について」 エジソン・モリ氏は、日系ブラジル人出稼ぎのブラジルと日本における経済的貢献についての統計学的また非統計学的分析を行うことである。ポルトガル語の「dekasegui」という言葉は、もともとは、日本語で、仕事を求めて故郷を一時的に離れ、やがては故郷にもどるという意味であった。江戸時代(1602−1868)には、出稼ぎとは、日本国内での人口移動を意味したが、明治時代にはいると(1868−1912)この用語は、海外への人口移動も含むようになった。日系ブラジル人の出稼ぎ現象は1980年の半ばに始まり、一時的な日本の移住を含むようになり、1990年代の半ばにその頂点に達した。この現象は、経済のグローバル化を反映したものである。というのは、労働力の需要と供給のバランスがある国で崩れた場合に労働力の過剰な発展途上国から、労働力不足の先進国に労働者の移動がおこることを反映しているからである。この出稼ぎ現象は、ブラジルと日本の両国に大きく貢献してきた。ブラジルでは、公式の送金の合計は、1990年代の初めには、ブラジルのGDPの0.4%に上っている。もし非公式に行われた送金額を含めると、この数字はさらに大きなものとなるであろう。日本では、日系ブラジル人の集中している都市において、国際ネットワークを対象にしたエスニック・ビジネスやサービス業の成立が見られ、経済に良い影響を与えた。モリ氏の研究は、この出稼ぎ現象がブラジル、日本両国ならびにブラジルの日系コミュニティに与えた経済的影響を考察する予定である。 本論文は、日系ブラジル人の日本への労働人口の移動に関する考察を行う。この「デカセギ」現象は、始まってすでに10年が経過したが、この個人的・国家的経済波及効果は、経済学・人文科学の分野においては、まだ十分な研究がなされていないのが、実状である。本論文は「デカセギ」によってなされた送金、特に初期の不安定なマクロ経済状況下でなされた場合、の特徴を考察する。第一に、分析に必要なデータの収集を困難にする条件とその原因が考察される。第二に、ブラジル経常収支の他の貿易品目と比較して、「デカセギ」による送金額がいかに多額であるかを提示する。第三に、この「デカセギ」移民現象とその他のブラジル移民現象の理論的比較が行われる。第四に、近年の日本の経済不況は、日本だけでなく、失業の危機に面することになった「デカセギ」にも深刻な影響をあたえた。本論文は、短期労働者が労働を行う国において、予定就労期間に失業することによって被る影響を数学的モデルによって提示する。最後に、ブラジルへの送金が其の後どのように消費されているのか、また帰国後予測される経済的困難の考察が行われる。 |