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ジェフリー・レッサー
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全米日系人博物館


ジェフリー・レッサー氏は、コネチカット大学歴史学部の助教授で、ブラジルのエスニシティ、移民、国民アイデンティティの専門家である。氏の現在の研究テーマは、ブラジルにおける日本人と日系人の経験についてであり、その研究は、英語、ポルトガル語、スペイン語、ヘブライ語、ドイツ語、日本語を含む多くの言語で出版されている。氏の最新作は、「国民アイデンティティの創造:ブラジルにおける移民、少数民とエスニシティをめぐる苦悶」(1999年)である。同書において、氏は、20世紀前半にアジア人と中近東移民及びその子孫がブラジル人としてのアイデンティティを創造したその過程を探求した。「望まれざるものを歓迎して:ブラジルとユダヤ問題」(1994年)は、米国、ブラジル、イスラエルで出版され、ニュー・イングランド・ラテンアメリカ研究協会より最優秀著書賞を授与された。

e-mail: jhles@conncoll.edu

研究テーマ:
「―(ハイフォン)を探して:日系人とそのブラジル国民としてのアイデンティティをめぐる苦闘、1920年から現在まで」

ブラジル日系人の研究の大半は、ブラジルへの移民と一世のコミュニティ形成過程を取り扱ったものであるが、ブラジル国民のアイデンティティとブラジル日系人エスニシティとの関連を扱った研究はいまだ皆無である。本研究は、エスニシティ、偏見と、社会統合への過程を、日系人が、ブラジルにおいて、政治的、社会的影響力を獲得する目的で用いた各々競合する戦略に焦点をあてて、分析する。競合する戦略とは、ハイフォンによって、ブラジルと日本アイデンティティをつなぐ事(Brazilian―Japanese)、超国家主義と、ブラジルダージ(ブラジル的資質)の3種である。この3種の戦略は、第二次世界大戦後、混合する傾向にあり、その結果、二重の矛盾したブラジル日系的性質が形成されてきた。ここ数十年の間、日系人は、自分たちを「ジャポネス(日本人)」すなわち非ブラジル人として定義する主流の言説に対抗する反面、この「日本的であること」が自分たちを「良い」ブラジル市民にしてきたのだと主張してきた。