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ナオミ・モニーツ
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全米日系人博物館


ナオミ・ホキ・モニーツ博士は、ワシントンDCにあるジョージタウン大学ポルトガル語学科のディレクターである。女史は、ハーバード大学で19-20世紀ポルトガル・ブラジル文学を専攻、1979年に博士号を取得した。そのほか、女史は、フランスのパリ大学、ブラジル、サンパウロのポンティフィシア・カトリック大学でも学んだ。 ポルトガル語と英語で広く出版経験のある女史は、1993年には、ポルトガル語で出版した「ネリダの旅路:小説家」により、ブラジルのパウリスタ・アート批評家協会より最優秀書物賞を獲得した。女史の現在の研究テーマは、ポルトガルのフェミニスト文学に関してで、グルベンキアン財団より助成をうけている。

e-mail: moniz@gunet.georgetown.edu

研究テーマ:
「チズカ・ヤマザキ:国民主義から文化的アイデンティティへ(人種、性別、エスニシティとアイデンティティの叙述)」

本研究は、ブラジル日系女流映画監督チズカ・ヤマザキの作品の中に表現される人種、性別、エスニシティと国民的アイデンティティの分析をおこなう。その焦点は、ブラジル映画の伝統の中で取り扱われてきたヨーロッパ、黒人系ブラジル移民その他移民を含む多文化を主題とする表現にある。ヤマザキの作品が描き出すのは、ブラジルの国民的アイデンティティが従来の白人中心、男性中心のモデルから、 a) 移民、b) 国家の覇権構築過程での性別の政治的使用、c) 女権主義者、黒人急進運動家、学生、労働者の社会運動、 d) ブラジルと日本の国境を越えた「デカセギ」を含む新しい形に生まれ変わりつつある様子である。ヤマザキの映画的叙述は、ブラジルにおける多文化労働者の天国を目指す国民主義左派から、日本における熱帯性文化アイデンティティへと変容する。