即日発表 - 2025年10月29日

プレス連絡先:

Democracy Fellowship - democracyfellowship@janm.org - 213.830.5690

NCPD Logo
JANM

渡邉デモクラシー・フェローシップ 2026年度の応募受付を開始


注記:JANMの展示施設は改修のため休館しています。JANMのそのほかの施設や
館外の会場でプログラムは継続して参ります。詳細はjanm.org/OnTheGoをご覧ください。
 

全米日系人博物館(JANM、アメリカ・ロサンゼルス)のデモクラシーセンターが運営する「渡邉利三デモクラシー・フェローシップ」は、2026年度フェローの募集を開始しました。

「渡邉利三デモクラシー・フェローシップ」は、日本の次世代リーダーを対象とした全額給付型のプログラムです。2週間の訪米プログラムをはじめとする1年間の研修を通して、政府、経済界、市民社会のリーダーと交流し、民主主義の価値と実践への理解を深め、日米関係の強化を図るグローバルなリーダーの育成を目的としています。慈善家の渡邉利三さんの寛大なご寄附に支えられた開始したこのフェローシップは現在2年目が進行中で、10月27日(月)より3年目の募集が始まりました。

フェローシップの応募資格は、職務経験5年以上、45歳以下、日本在住の日本人または特別永住者です。これまでのフェローは、行政機関や民間企業、NPO・NGO、アート、メディア、教育など幅広い分野から選出されています。2026年度は8〜10名が選出される予定で、応募締切は2026年1月15日(木)です。

「このフェローシップは、対話と協力の促進、実践的な民主主義に対する理解の深化、日米関係の強化の3つの目的を掲げています。一人一人の参加が大きな意味を持つグローバルな民主主義社会において、今、これらはこれまで以上に重要となっています。次世代の日米関係や民主主義を担う、多くのリーダーが参加してくれることを願っています」と全米日系人博物館館長兼CEOのアン・バロウズ。

応募は、渡邉デモクラシー・フェローシップのWebページ(/www.janm.org/democracy/ja/watanabe-democracy-fellowship)から受け付けています。詳しい募集要項や、2025年度の報告書、これまでのフェローについてもWebページをご覧ください。

###

ダニエル・K・イノウエ民主主義保存全米センター(デモクラシーセンター)について

デモクラシーセンターは、訪問者が過去と現在のアジア系アメリカ人の経験を検証し、人種、アイデンティティー、社会正義、民主主義の形成について話し合うことを可能にする場所です。あらゆる年齢層の人々が集い、民主主義について学ぶことで、意識変革、文化の祝祭、市民参加を促進し、重要な課題について一般市民や公務員に教育の機会および情報を提供します。それによって、コミュニティー内およびコミュニティー間で積極的な変化を引き起こすための力を生み出し、アメリカの民主主義を形成する価値観を探求します。デモクラシーセンターは、コミュニティーが自己の権利を主張し、アメリカ人であることの意味を進化させながら探求し、全ての人をひとつにする行動につながるような解決策を模索していきます。JANMの展示施設は2026年後半まで休館中ですが、デモクラシーセンターのプログラムはその他のJANMの施設やリトル東京、南カリフォルニアなどの各地で実施しています。最新場はjanm.org/OnTheGoをご覧いただくか、ソーシャルメディア@democracyjanm でフォローしてください。

全米日系人博物館(JANM)について

1985 年の設立より、JANM は日系アメリカ人の経験を共有することによって、アメリカの民族的・文化的多様性への理解と認識を促進してきました。ロサンゼルスのダウンタウンの歴史あるリトルトーキョー地区に位置する JANM は、第二次世界大戦中の日系人の強制収容の苦難から得た教訓が忘れられることのないよう、公民権の擁護を目的とする中心的な存在であり続けています。スミソニアン協会の加盟館であり、「アメリカの文化財」にも選ばれているJANMは、伝統的な博物館の枠を超えたハイブリッドな施設として、歴史の中心であると同時に、芸術の中心でもあります。日系アメリカ人の声を伝えるとともに、全ての人々が自らが受け継ぐ価値や文化を探求できる場を提供しています。1992年の開館以降、JANMは 館内で 100を超える 展覧会を開催するとともに、 40 の展覧会をスミソニアン博物館やエリス島博物館などの全米各地、ならびに日本や南米の主要な博物館に巡回させました。JANMの展示施設は改修のため2026年後半まで休館中ですが、その他のJANMの施設やリトル東京、南カリフォルニアなどの各地でプログラムを実施しています(janm.org/OnTheGo)。JANMの最新の情報は、janm.org をご覧いただくか、ソーシャルメディア@jamuseum でフォローしてください。


モーリーン・アンド・マイク・マンスフィールド財団について

渡邉デモクラシー・フェローシップには、モーリーン&マイク・マンスフィールド財団が、ワシントンDCにおける事業実施パートナーとして関わっています。マンスフィールド財団は、マイク・マンスフィールド駐日米国大使とモーリーン・マンスフィールド夫人が生涯を通じて取り組んだ、米国のアジア理解を深め、アジア各国との関係の促進という活動を受け継ぐため、1983年に設立された非営利団体です。交流事業や対話事業、そして出版・広報の活動を通して、米国とアジアの指導者の間のネットワークを作り、公共政策に影響するような重要な課題を掘り下げ、アジアの国と人々について意識を高めていくことを目的としています。同財団はワシントンD.C.、東京、ミズーラ(モンタナ州)に事務所を構えています。