stylized image of Hiroshima Prefectural Industrial Promotion Hall, ca. October–November, 1945

映画上映

大人向け

「きのこ雲の下で」フィルムフェステバル

stylized image of Hiroshima Prefectural Industrial Promotion Hall, ca. October–November, 1945

映画上映

大人向け

「きのこ雲の下で」フィルムフェステバル

このイベントについて

開催中の「キノコ雲の下で:広島、長崎と原爆」展にあわせて、原爆に関連した4本の名作映画を上映します。いずれも2つのきのこ雲の下にいた人々の物語を伝えるものです。ぜひこれらの映画を観て、レジリエンスや愛、平和の願いについて考え、話し合う時間を持ってください。

1月18日(土):

  • 5:30 p.m.—『ペーパーランタン』(60分、2016年、監督:マックス・エスポジト、バリー・フレシェット)。上映後、映画製作者とのQ&A

1月19日(日):

  • 11 a.m.—『母と暮せば』(130分、2015年、監督:山田洋次)

  • 1:30 p.m.—『この世界の片隅に』(129分、2016年、監督:片渕須直)

  • 4 p.m.—『父と暮せば』(99分、2004年、監督:黒木和雄)

2020年01月18日 - 2020年01月19日

鑑賞料は当館入館料に含まれています。ただし鑑賞ご希望の映画ごとに予約をお願いいたします。

 

※1月18日はウィメンズマーチによる渋滞が予想されるため、当フィルムフェスティバルの日時を変更しました。何卒ご了承ください。

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このイベントについて

開催中の「キノコ雲の下で:広島、長崎と原爆」展にあわせて、原爆に関連した4本の名作映画を上映します。いずれも2つのきのこ雲の下にいた人々の物語を伝えるものです。ぜひこれらの映画を観て、レジリエンスや愛、平和の願いについて考え、話し合う時間を持ってください。

1月18日(土):

  • 5:30 p.m.—『ペーパーランタン』(60分、2016年、監督:マックス・エスポジト、バリー・フレシェット)。上映後、映画製作者とのQ&A

1月19日(日):

  • 11 a.m.—『母と暮せば』(130分、2015年、監督:山田洋次)

  • 1:30 p.m.—『この世界の片隅に』(129分、2016年、監督:片渕須直)

  • 4 p.m.—『父と暮せば』(99分、2004年、監督:黒木和雄)

鑑賞料は当館入館料に含まれています。ただし鑑賞ご希望の映画ごとに予約をお願いいたします。

 

※1月18日はウィメンズマーチによる渋滞が予想されるため、当フィルムフェスティバルの日時を変更しました。何卒ご了承ください。

このフェスティバルは、国際交流基金ロサンゼルス日本文化センターとの共催です。

スケジュール

Lantern ceremony still from Paper Lanterns documentary

2020年01月18日 | 5:30 PM - 7:00 PM

※1月18日はウィメンズマーチによる渋滞が予想されるため、当フィルムフェスティバルの日時を変更しました。何卒ご了承ください。

『ペーパーランタン』は、広島に投下された原爆の被爆者である森重昭さんが、1945年8月6日に原爆によって殺害された人々の足跡を辿る姿を追ったドキュメンタリー映画です。

森は原爆により12人のアメリカ人の戦争捕虜もまた命を落としたものの、その事実すら忘れ去られていたことを発見します。バリー・フレシェットとマックス・エスポジトが監督を務めたこの映画で、森は2人の捕虜、ノルマンド・ブリセットとラルフ・ニールの親戚を探します。森は広島平和記念資料館の数千人の犠牲者の名前の中に、12人のアメリカ人捕虜の名前を含める運動も行っています。またこの映画は、2016年に広島平和記念資料館で実現した森とオバマ大統領との出会いも記録しています。上映時間60分。

上映後、映画製作者とのQ&A。

予約

Image courtesy of Barry Frechette

film still from Nagasaki: Memories of My Son

2020年01月19日 | 11:00 AM - 1:15 PM

『母と暮せば』(2015年)

2015年公開の『母と暮せば』の主人公である助産師の福原伸子は、第二次世界大戦で夫と長男を、長崎の原爆投下で末息子の浩二を失いました。戦後、仕事に打ち込むことで心を保っていた伸子の前に、死んだはずの浩二が訪れます。語り合う話題のつきない二人ですが、その時間は伸子を幸せにすると同時に、失った存在を思い出させるのです。

山田洋次監督の同映画は、アカデミー賞・外国語映画賞部門に日本代表作品として出品されました。浩二を演じた二宮和也は、この役で日本の映画賞を複数受賞しています。上映時間135分。日本語音声、英語字幕付き。

予約

© 2016 Nagasaki: Memories of My Son Film Partners

In This Corner of the World film still

2020年01月19日 | 1:30 PM - 3:30 PM

『この世界の片隅に』(2016年)

片渕須直監督・脚本による人気アニメーション映画『この世界の片隅に』は、戦前、戦中、戦後の広島の人々の生活を描き出します。

こうの史代による同名漫画を原作として、すずという若い女性が結婚して呉に移り住み、太平洋戦争下の苦難の中でも明るく生きようとする姿を捉えたこの映画。しかし、すずと彼女の家族もまた悲劇と愛する人との別れから逃れられないのです。広島への原爆投下とそれに続く日本の降伏は、すずを絶望へと追い込みます。それでもすずと残された彼女の家族は、家族や友人たちと力をあわせて、ゆっくりと再び生活を再建していくのです。上映時間129分。日本語音声、英語字幕付き。

予約

© Fumiyo Kouno/Futabasha/Konosekai no katasumini Project

The Face of Jizo film still

2020年01月19日 | 4:00 PM - 5:30 PM

『父と暮せば』(2004年)

井上ひさしの同名戯曲を、黒木和雄監督が映画化した2004年公開の映画『父と暮せば』。物語の主人公の一人である美津江は、第二次世界大戦末期の広島への原爆投下を生き残ったものの、唯一の家族である父の竹造を失いました。戦後、司書として働いていた美津江は、図書館で資料を集めていた木下という青年に出会います。二人は互いに惹かれ合うのですが、美津江は幽霊となって現れる父を亡くしたことの悲しみを忘れることができません。

本作品は、『TOMORROW 明日』『美しい夏キリシマ』に続く黒木の戦争レクイエム三部作の最終作にあたります。上映時間99分。日本語音声、英語字幕付き。

予約

©2003 The Face of Jizo Partners

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