即日発表 - 2023年05月26日

プレス連絡先:

Masako Miki - mmiki@janm.org - 213.830.5636

JANM

2023年6月7日にセガストローム芸術センターにてJANMポップアップ展示を開催


全米日系人博物館(JANM)は、2023年6月7日(水)の夜に行われる『ディファイニング・カレッジ(勇気の定義)』上演にあわせて、コスタメサのセガストローム芸術センター(Segerstrom Center for the Arts)にて一日限りの3つの革新的なポップアップ展示を開催します。このポップアップ展示は、午前11時から午後4時までの開催で、観覧は無料です。

ポップアップ展示は以下の3つを予定しています。

「ローソン・イイチロウ・サカイのインタラクティブなストーリーファイル」展

観覧者は、AI技術を通して、第二次世界大戦の退役軍人であるローソン・イイチロウ・サカイ(1924年〜2020年)と「話す」経験ができます。サカイは、アメリカ陸軍の第442連隊戦闘団に従軍し、4つのパープル・ハート勲章とブロンズ・スター勲章を授与されました。彼のオーラル・ヒストリーは、ストーリーファイル社の技術を活用して保存されています。撮影は27台のカメラを使って5日間にわたって行われ、サカイは1,000以上の質問に答えました。

「粉々になった生:スタンリー・ハヤミの日記と手紙」展

第二次世界大戦中、家族とともに強制収容所に送られたロサンゼルスの日系アメリカ人ティーンエイジャー、スタンリー・ハヤミの日記やアート、手紙がインタラクティブな360度映像として甦ります。

「争われた歴史:アレン・ヘンダーショット・イートン・コレクションの美術品・工芸品」展

アメリカの強制収容所に送られた日系アメリカ人たちが作ったアートや工芸品の一部を紹介します。

このポップアップ展示はピサーン・ファミリー財団のご支援によって開催します。

『ディファイニング・カレッジ』は、エミー賞受賞の映像作家ジェフ・マッキンタイアと「ABC7ロサンゼルス」のニュースキャスター、デイビッド・オノによって制作されたユニークなライブパフォーマンスで、ライブストーリーテリング、新しく撮影された映像と歴史的映像、ライブ音楽、聖歌隊、目撃者インタビューを組み合わせ、第二次世界大戦中の二世兵士の物語を伝えています。JANMは、ストーリー・ボールドリーと提携して『ディファイニング・カレッジ』の巡回公演を行なっています。6月7日公演は、ABC7、ディズニー、JANM、セガストローム芸術センター、アウトサイド・イン・シアター、ストーリー・ボールドリーによる共同開催です。詳細と最新情報は、DefiningCourageShow.comでご覧いただけます。


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全米日系人博物館(JANM)について

1985年の設立より、JANMは日系アメリカ人の経験を共有することによって、アメリカの民族的・文化的多様性への理解と認識を深めています。ロサンゼルスのダウンタウン、歴史あるリトルトーキョー地区に位置するJANMは、伝統的な博物館のカテゴリーを超えたハイブリッドな施設で、日系アメリカ人の声を伝えるとともに、あらゆる人が自分たちのヘリテージや文化を探求できる場を提供することを目指しています。1992年の一般公開以来、JANMは70展以上の展覧会を開催し、そのうち17展はアメリカのスミソニアン博物館やエリス島移民博物館をはじめ、日本や南米の主要な博物館など世界各地を巡回しました。開館時間は、火曜日・水曜日・金曜日・土曜日・日曜日は午前11時〜午後5時、木曜日は午後12時〜午後8時までです。毎月第3木曜日は入館料が終日無料となります。それ以外の木曜日は午後5時から午後8時までの時間帯のみ無料です。詳細はjanm.orgをご覧いただくか、ソーシャルメディア@jamuseumでフォローしてください。