即日発表 - 2022年08月18日

プレス連絡先:

Masako Miki - mmiki@janm.org - 213.830.5636

JANM

「BeHere / 1942」と「経と聖書」展の会期を延長


全米日系人博物館(JANM、ロサンゼルス)は、開催中の2つの特別展の会期を延長いたします。どちらも第二次世界大戦中の日系アメリカ人の強制収容について、新たな視点をもたらす展覧会です。「BeHere /1942:日系アメリカ人強制収容についての新たな視点」展は2023年1月8日まで、「経と聖書:信仰と日系アメリカ人の第二次世界大戦中の強制収容」展は2023年2月19日までの会期となります。2月19日は、日系アメリカ人の強制立ち退きにつながった「大統領令9066号」に1942年にルーズベルト大統領が署名をした日であり、「追憶の日」と呼ばれています。

BeHere /1942:日系アメリカ人強制収容についての新たな視点」展は、ドロシア・ラングとラッセル・リーによるあまり知られていない写真や、歴史的瞬間を捉えた2つの拡張現実(AR)インスタレーションを通して、来館者を過去へと誘います。館内の展示では、グラフレックスカメラのレプリカを使い、来館者に写真家として歴史を記録していただきます。またJANM屋外のプラザにあるARインスタレーションでは、来館者は過去へと足を踏み入れ、まもなく収容所へと出発する日系人たちの間を歩むことができます。この過去の再現は地域の日系アメリカ人コミュニティーの参加を得て実現したもので、子供時代を収容所で送った3人も参加しています。同展は、日本人メディアアーティスト、藤幡正樹の制作により、JANMと、UCLAと早稲田大学(東京)の柳井正イニシアティブ・グローバル・ジャパン・ヒューマニティーズ・プロジェクトが共同開催するものです。

「経と聖書:信仰と日系アメリカ人の第二次世界大戦中の強制収容」展は、日系アメリカ人が鉄条網の中で、戒厳令下で、そして戦場で生き延びていくために、仏教とキリスト教のコミュニティーがどう心の拠り所となり、希望を与え、慈悲の心を教えてきたのか、そのさまざまな道のりを、彼らが収容所へと携行した祈祷書や宗教書、精神を生かし続けるために自らの手で作った仏像や十字架、祭壇など、目を見張る物の数々を通して紹介します。展覧会の中心となるのは収容所で編まれた聖典です。一つは、ハートマウンテン強制収容所の墓地から掘り出された法華経の言葉が墨書された経石です。もう一つは、救世軍の北地満寿夫大尉がポストン強制収容所に収容されていた間に肉筆で記した注釈つきの二カ国語聖書です。ダンカン隆賢ウイリアムズとエミリ・アンダーソンが共同でキュレーションを行ったこの展覧会は、全米日系人博物館とUSC 伊藤真聰日本宗教・文化研究センターが主催します。またアメリカ合衆国内務省、国立公園局、日系アメリカ人強制収容所助成プログラム、オカダ・ファミリー・ファウンデーションの支援を受けています。

「この二つの好評を博している展覧会を、会期延長によってより多くの方に見ていただき、歴史に息を吹き込むために使われた貴重な歴史的な物や、洞察に満ちた写真、イノベーティブな技術をご体験いただくことができます。今後の数カ月、特に年末年始に多くの来館者を迎えられることを楽しみにしています」とアン・バロウズ館長兼CEO。

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全米日系人博物館(JANM)について

1985 年の設立より、JANM は日系アメリカ人の経験を共有することによって、アメリカの民族的・文化的多様性への理解と認識を深めています。ロサンゼルスのダウンタウン、歴史あるリトルトーキョー地区に位置する JANM は、伝統的な博物館のカテゴリーを超えたハイブリッドな施設で、日系アメリカ人の声を伝えるとともに、あらゆる人が自分たちのヘリテージや文化を探求できる場を提供することを目指しています。1992年の一般公開以来、JANM は 70 展以上の展覧会を開催し、そのうち 17 展はアメリカのスミソニアン博物館やエリス島移民博物館をはじめ、日本や南米の主要な博物館など世界各地を巡回しました。当館についての詳細は janm.org をご覧いただくか、ソーシャルメディア@jamuseum でフォローしてください。