即日発表 - 2022年04月12日

プレス連絡先:

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全米日系人博物館、ナショナル・トラスト・フォー・ヒストリック・プリザベーションから完全なアメリカの物語を伝えるための5万ドルを受領


全米日系人博物館(JANM)は、このたびナショナル・トラスト・フォー・ヒストリック・プリザベーションの「Telling the Full History Preservation Fund」より50,000ドルを授与されました。この助成金は歴史的な場所の保存、理解、活性化に貢献し、アメリカの過小評価グループの物語を伝えるプロジェクトを行う、全米の80組織に授与されました。

この助成金は、まもなく開幕する展覧会「BeHere / 1942:日系アメリカ人の強制収容についての新たな視点」に使われます。この展覧会は、日本人メディアアーティストの藤幡正樹がキュレーションし、JANMとUCLAアジア言語文化学部「柳井正イニシアティブ グローバル・ジャパン・ヒューマニティーズ・プロジェクト」が共同で開催するものです。同展の中心となるのは、JANMの建物の一つ、ヒストリック・ビルディングと呼んでいる1925年に日本人移民に建てられたかつての西本願寺です。1942年5月、強制的に自宅から立ち退かされた日系人らは、ここからどこに行くのか分からないバスへと乗りこみました。この場所は、痛みと恥辱、そしてアメリカでの不確かな未来への不安を象徴する場所になったのです。「BeHere / 1942」展は、歴史的建造物の外観を活かし、80年前の光景を再現する大規模なバーチャル・インスタレーションを展開します。

「当館は日系人の文化と歴史を集め、収蔵する場所です。約100年の歴史を持つ歴史的建造物は、JANM最大の収蔵品であり続けています。この助成金によって、西本願寺の歴史的意義と、日本のメディアアーティストである藤幡正樹氏の画期的な拡張現実インスタレーションと作品を共有する機会を得られたことをとてもうれしく思っています」と、館長兼CEOのアン・アンバロウズは述べています。

この助成金は、2021年米国救済計画法(ARP)に基づき、全米人文科学基金(NEH)が資金提供する250万ドルの一度限りの助成プログラムによって実現しました。

「この助成金を受けて、「BeHere / 1942」展はさまざまな分野の人文科学の知恵を活用できます。同展は、来館者に日系アメリカ人の経験に対する理解を深めてもらい、彼ら自身のコミュニティーの経験についての学びを促進し、この国の民主主義の理想が全ての人のために尊重され維持されるようアメリカの民主主義への積極的な参加を促します。全米各地、そして世界各国からリトル東京を訪れてくださる方々に、歴史の中に身を置き、アメリカ人のアイデンティティーに関する既存の概念をくつがえすような物語に触れていただけるはずです」とアン・バロウズ。
 

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