即日発表 - 2021年08月02日

プレス連絡先:

Masako Miki - mmiki@janm.org - 213-830-5636

声明:第二次世界大戦中のコロラド強制収容所を保存するための 「アマチ国立史跡法」の速やかな承認を上院に求めます。


photo of guard tower at Amache concentration camp with horizon and cloudy sky in background.
Photo credit: National Parks Conservation Association

全米日系人博物館(JANM)は、コロラド州グラナダ近郊の1940年代の強制収容所であり、第二次世界大戦中に7,300人以上の日系人が収容されたアマチ国定史跡保存のための法案が下院において超党派で可決されたことに拍手を送ります。

この法案は「アマチ国立史跡法(H.R.2497)」と呼ばれ、国立公園局(National Park Service、NPS)の施設としてかつての収容所を永久に保存するためのものです。この後、同法案は承認を求めて上院に送られます。

「同法案の速やかな承認は上院の義務であり、当館はこの法案がバイデン大統領の署名を得て法制化されるよう速やかな可決を求めます。アマチ強制収容所跡はアメリカの歴史の暗部の象徴であり、学習の場また自省の場として永久に保存されなければなりません。1942年から1945年に収容された7,000人以上の日本人の血を引く人々(そのほとんどが米国市民でした)が残したレガシーは語り継がれなければなりません」とJANM館長兼CEOのアン・バロウズ。

「国定史跡に指定されると、アマチは国立公園局の専門知識を活用して、この国宝のような場所を全ての訪問者が体験できるように保存・保護することができます。アマチは場所の持つ力を象徴し、巡礼、教育、記憶、行動のための歴史的な目的地でもあります」とバロウズは続けます。

国立公園局によると、アマチ収容所跡には、墓地、貯水池、井戸やタンク、道路網、コンクリートの基礎、監視塔、憲兵隊の住まい、収容者によって植えた木などがあります。

収容所として使われていた当時、収容者の多くは優れた農家であり、アマチはジャガイモ、小麦、トウモロコシなどを生産する農業の中心地でもあったのです。またアマチの収容者の10%以上が、数々の勲章に輝いた第442連隊戦闘団や女性陸軍部隊をはじめ、看護師や教官といった形で米軍に従軍しました。


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1985年の設立より、全米日系人博物館(JANM)は日系アメリカ人の経験を共有することによって、アメリカの民族的・文化的多様性への理解と認識を深めています。ロサンゼルスのダウンタウン、歴史あるリトルトーキョー地区に位置するJANMは、伝統的な博物館のカテゴリーを超えたハイブリッドな施設で、日系アメリカ人の声を伝えるとともに、あらゆる人が自分たちのヘリテージや文化を探求できる場を提供することを目指しています。1992年の一般公開以来、JANMは70展以上の展覧会を開催し、そのうち17展はアメリカのスミソニアン博物館やエリス島移民博物館をはじめ、日本や南米の主要な博物館など世界各地を巡回しました。当館についての詳細はjanm.orgをご覧いただくか、ソーシャルメディア@jamuseumでフォローしてください。

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