
全米日系人博物館(JANM)は、新しい特別展「自由がほしい:僕らはアメリカの強制収容所で大人になった」展を、2023年3月4日(土)に開幕します。この展覧会では、第二次世界大戦中の強制収容という不正義に直面した若い日系アメリカ人が、アメリカ人の若者として自らの立場をどう主張し、誰もが経験する青春期をどう過ごしたのか、その経験に迫ります。「自由がほしい」展は2023年3月4日から10月1日まで開催いたします。
「当館のボランティアを含む、第二次世界大戦中の強制収容の生存者の多くは、子供時代や青年期に収容されました。現在、彼らは70代、80代、90代といった年齢ですが、自らの経験や歴史、子供時代の教訓を伝えようとするエネルギーと熱意は尽きることがありません。その教訓は今の世代にも共鳴し続けるもので、民主主義を守り、アジア系に対するヘイトや差別、人種的不公正に立ち向かうために不可欠なものです」と館長兼CEOのアン・バロウズは述べます。
対面参加のチケットは2023年3月4日(土)の入館料に含まれます。チケット料金は一般入館料に準じます。詳細はjanm.org/visitをご覧ください。
ディレクターズサークル・レベル以上の会員の皆様をVIPレセプションと、一般オープニング前の「自由がほしい:僕らはアメリカの強制収容所で大人になった」展にご招待します。
招待状は2月に郵送します。
ディレクターサークル・レベル以上の会員でない方は、ぜひこの機会にご入会またはご更新ください。またはmembership@janm.orgにご連絡くださり、ぜひメンバーシップ・レベルをアップグレードください。
全てのJANM会員の皆様を、一般オープニング前に、「自由がほしい:僕らはアメリカの強制収容所で大人になった」展プレビューにご招待します。
当日は、軽食と学芸員エミリ・アンダーソンによる歓迎のご挨拶の後、この最新展覧会をご鑑賞ください。
ご参加を希望の方は、2月24日(金)までに janm.org/dfmi-members-preview で、またはEメール membership@janm.org でご予約ください。
プレスのお問い合わせはmmiki@janm.orgまたは213.830.5636にご連絡ください。
(アクセスにはパスワードが必要です。ご希望の方はmmiki@janm.orgにご連絡ください)
特別展「自由がほしい:僕らはアメリカの強制収容所で大人になった」展は、第二次世界大戦中の強制収容という不正義に直面した若い日系アメリカ人が、アメリカ人の若者として自らの居場所をどう作り、誰もが経験する青春期をどう過ごしたのか、その経験に迫ります。
第二次世界大戦中、12万人以上の日系人が不当にアメリカの強制収容所に送られましたーその約3分の1が子供でした。 この「自由がほしい」展では、写真や個人的な物語、スポーツのユニフォーム、楽器、ボーイスカウトなどのスカウトの記念品といった歴史的な物を通して、戦時転住局の運営していた強制収容所とクリスタルシティーの司法省抑留所で大人になった、若いアメリカ人のたくましさと創意工夫を明らかにします。青春期の彼らは突然の混乱と不当な収容に直面しながらも、ボランティア活動やキャンプ旅行、社交ダンス、スカウト旅行、スポーツリーグなどを通して、レジリエンスと創造力を発揮し、友情とコミュニティーを築き上げたのです。
全米日系人博物館(JANM)は、2023年1月8日(日)午前11時~午後5時、恒例のお正月ファミリーフェスティバルを開催します。新年を祝うこのイベントでは、さまざまな年齢の方に楽しんでいただける卯年の到来を祝うクラフト、パフォーマンス、アクティビティーを開催予定です。参加予約は、janm.org/oshogatsufest2023から受け付けています。
お正月は、日本で最も長く続く、最も重要な祝日の一つです。本来、お正月は1月全体を指しますが、現在、多くの人は1月1日から3日間(三が日)と捉えています。
2023年お正月ファミリーフェスティバルの終日アクティビティーは以下です。
全米日系人博物館は、11月9日(土)~2020年6月7日(日)に、特別展「きのこ雲の下で:広島、長崎と原爆(Under a Mushroom Cloud: Hiroshima, Nagasaki, and the Atomic Bomb)」を開催します。これは2020年、広島と長崎への原爆投下から75周年を迎えるのにあわせて、全米日系人博物館が広島市、長崎市と共に開催するものです。
1945年8月6日、広島に、そして3日後の8月9日、長崎に、人類史上初めて原子爆弾が投下されました。この2つの都市は瞬く間に破壊され、無差別に多くの命が奪われました。そして、その惨劇を生き延びた人々も心身に深く傷を負い、彼らの人生もまた大きく変わってしまったのです。
この展覧会では、広島、長崎と原爆の歴史を、広島平和記念資料館が作成した解説パネルで伝えると共に、被爆者が身に着けていた衣類や持ち物といった被爆資料を展示します(被爆資料の展示は2020年3月1日まで)。広島市、長崎市からお借りするこれらの資料の中には、2016年に現職の大統領として初めて広島を訪問したオバマ大統領が折った折鶴も含まれます。この折鶴をはじめ複数の資料が、アメリカ西海岸では初めての展示です。
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