全米日系人博物館(JANM)は、オンライン特別展「松本若次:二つの世界を生きた芸術家 ロサンゼルスと広島、1917年〜1944年」(janm.org/ja/wakaji-matsumoto)を開始しました。この展覧会は、写真家、松本若次のレンズを通して撮影された、第二次世界大戦前のロサンゼルスの日系アメリカ人コミュニティーと、1945年の原爆投下前の広島の都市の生活を記録した貴重な写真をご紹介します。
「この重要な写真集をjanm.orgで公開できることを誇りに思います。若次の作品は、ロサンゼルスのリトル東京で活躍したこの世代の写真家たちが、アメリカ、ヨーロッパ、そして日本と幅広いつながりを持っていたことを物語っています。このオンライン展示は、写真の歴史を多様化し、リトル東京の歴史を深化させるものです。より多くの人々が彼の作品の豊かさに触れ、日系アメリカ人の経験がいかに今日に深く関わり続けているかを発見できると考えています」と、アン・バロウズJANM館長兼CEOは話します。