Full Institution name
Japanese American National Museum
Machine Name
janm

今から80年前、第二次世界大戦の最中に、アメリカ政府は西海岸から日系アメリカ人を強制的に立ち退かせ、約12万人を強制収容所に収容しました。この5月に全米日系人博物館(JANM)に開幕するこの特別展では、ダウンタウン・ロサンゼルスにあるリトル東京に住む何千人もの日系人が、列車やバスで収容所に送られる前に、出頭を命じられた場所を拡張現実で再現し、来館者を1942年の暗黒の日々へといざないます。

5月7日に開幕する「BeHere /1942:日系アメリカ人強制収容についての新たな視点」展は、UCLAと早稲田大学の連携プロジェクトである柳井正イニシアティブ グローバル・ジャパン・ヒューマニティーズと、当館との共催で開催します。

日本のメディアアーティストのパイオニアであり、UCLA元客員教授の藤幡正樹氏の発案によるこの展覧会では、写真家ドロシア・ラングやラッセル・リーが、連邦政府から委託されて撮影した数千枚の1942年の強制立ち退きの歴史的写真が使われています。

全米日系人博物館(JANM)は、4月30日に開催する開館30周年アニバーサリー・ベネフィットで、「30チェンジメーカーズ・アンダー30」を表彰します。1985年に設立されたJANMは、日系アメリカ人の経験を共有することを通して、アメリカの民族的・文化的多様性に対する理解と認識を促進してきました。

JANMは1992年、旧西本願寺であるヒストリック・ビルディングで一般開館しました。そこから未来に目を向けたとき、コミュニティーを力強いものとしてきた過去の表彰者と次の世代のつながりを祝います。30人のチェンジメーカーは、JANMのミッションを体現し、芸術、ビジネス、文化、教育、政治、スポーツ、テクノロジーなどの分野での並外れた貢献によって選出されました。


エマ・アンダーソンは、ラジオDJ、ポッドキャスター、ソフトウェアエンジニアとして、沖縄にルーツを持つ人々の物語や伝統を伝えています。

エリン・アオヤマはジャパニーズ・アメリカン・メモリースケープ・プロジェクトの共同ディレクターであり、公正さに基づく歴史の語りの可能性を探求しています。JANMの学芸調査員でもあります。

先鋭的な日本人メディアアーティスト、藤幡正樹によるこの展覧会では、1942年の日系アメリカ人の強制立ち退きを写した写真のアーカイブに、これまでにない新しいアプローチで迫ります。

全米日系人博物館(JANM)は、このたびナショナル・トラスト・フォー・ヒストリック・プリザベーションの「Telling the Full History Preservation Fund」より50,000ドルを授与されました。この助成金は歴史的な場所の保存、理解、活性化に貢献し、アメリカの過小評価グループの物語を伝えるプロジェクトを行う、全米の80組織に授与されました。

オークション・プレビュー開始:4月16日(土)

入札開始:4月23日(土)

入札締切:5月1日(日) 1 p.m. (PDT)

 

JANMのオンライン・オークションは全てオンラインで行い、4月16日(土)からプレビューを開始し、4月23日(土)に入札を始めます。

オンラインでどこからでもその時点の最高入札価格をご覧いただくことができます。自動入札や入札上限を設定して、お目当てのアイテムを落札するチャンスを増やしてください。

janm30th.givesmart.com からこのサイレント・オークションをご覧ください。携帯電話、デスクトップやノートブックパソコン、タブレットなどから、アプリをダウンロードすることなくご覧いただけます。入札に必要なものは携帯電話番号のみです。

ベネフィット・イベントにご参加の方は、会場のスタッフやボランティアがオークションに関するご質問にお答えします。ご入札のお手伝いもできますので、お気軽にお声がけください。

全米日系人博物館(JANM)は、法案提出者のドリス・マツイ下院議員のリーダーシップにより、日系人強制収容教育法(JACE)(H.R.1931)が米国下院で可決されたことを祝います。

このJACE法は、日系アメリカ人収容所跡(JACS)助成金プログラムに3,200万ドルの追加資金を提供するものです。また日系アメリカ人の団体に、現在および将来の世代のアメリカ人が日系人の収容経験と、その後の法の下の平等な正義に対するアメリカの取り組みから学んでいけるよう教育プログラムを実施していくために1,000万ドルの資金を提供します。

2006年にビル・トーマス、ドリス・マツイ、マイク・ホンダが提出した超党派の法案によって3,800万ドルの認可を得て設立された「JACS助成金プログラム」(公法109-441、120 Stat.3288)は、第二次世界大戦中に日系アメリカ人が収容されていたアメリカの収容所の保存と教育のための資金を提供するものです。2009年のプログラム初年度から、24州とコロンビア特別区で行われた268のプロジェクトに3,600万ドルの資金が提供されています。この当初の資金は2022年に全て使い果たされる予定です。