Full Institution name
Japanese American National Museum
Machine Name
janm

全米日系人博物館(JANM)は、6月25日(土)午前10時30分から正午(PDT)にかけて、JANMの理事長であったノーマン・Y. ミネタ氏を偲ぶ会を開催します。ミネタ長官は2022年5月3日(火)、メリーランド州エッジウォーターの自宅で逝去されました。

JANMは、ミネタ長官のリーダーシップと、全ての人のための公正さ、正義、自由の推進に貢献された多大な功績に敬意を表します。当館は、ミネタ長官の卓越した人生とレガシー、そして私たちのコミュニティーと、次の世代に向けて公正な未来を築くための終始一貫した献身を称えます。偲ぶ会には、どなたでも対面、またはオンラインでご参加いただけます。当日のJANMの開館時間は正午から午後5時(PDT)で、この日は入館料が終日無料となります。

ディスカバー・ニッケイは、全米日系人博物館(JANM)のウェブ・プロジェクトで、世界の日系人のつながりと理解を促進することに注力しています。この度、ディスカバーニッケイでは、毎年テーマ別にストーリーを紹介する「ニッケイ物語」シリーズで、第11回の募集を始めました。

ニッケイ」とは、日本の移民と、その子孫である日本にルーツを持つ人々を指す言葉です。今年のテーマは、「いただきます3! ニッケイの食と家族、そしてコミュニティ」です。ニッケイ人は、自分たちの日本食を作るため、どのようにして地元の食材や調理方法、農業や風味を取り込んできたのでしょう?このようなニッケイ食に関する個人的なストーリー、エッセイ、回想録、論文、レストラン評やそのほかの散文を募集します。

今から80年前、第二次世界大戦の最中に、アメリカ政府は西海岸から日系アメリカ人を強制的に立ち退かせ、約12万人を強制収容所に収容しました。この5月に全米日系人博物館(JANM)に開幕するこの特別展では、ダウンタウン・ロサンゼルスにあるリトル東京に住む何千人もの日系人が、列車やバスで収容所に送られる前に、出頭を命じられた場所を拡張現実で再現し、来館者を1942年の暗黒の日々へといざないます。

5月7日に開幕する「BeHere /1942:日系アメリカ人強制収容についての新たな視点」展は、UCLAと早稲田大学の連携プロジェクトである柳井正イニシアティブ グローバル・ジャパン・ヒューマニティーズと、当館との共催で開催します。

日本のメディアアーティストのパイオニアであり、UCLA元客員教授の藤幡正樹氏の発案によるこの展覧会では、写真家ドロシア・ラングやラッセル・リーが、連邦政府から委託されて撮影した数千枚の1942年の強制立ち退きの歴史的写真が使われています。

全米日系人博物館(JANM)は、4月30日に開催する開館30周年アニバーサリー・ベネフィットで、「30チェンジメーカーズ・アンダー30」を表彰します。1985年に設立されたJANMは、日系アメリカ人の経験を共有することを通して、アメリカの民族的・文化的多様性に対する理解と認識を促進してきました。

JANMは1992年、旧西本願寺であるヒストリック・ビルディングで一般開館しました。そこから未来に目を向けたとき、コミュニティーを力強いものとしてきた過去の表彰者と次の世代のつながりを祝います。30人のチェンジメーカーは、JANMのミッションを体現し、芸術、ビジネス、文化、教育、政治、スポーツ、テクノロジーなどの分野での並外れた貢献によって選出されました。


エマ・アンダーソンは、ラジオDJ、ポッドキャスター、ソフトウェアエンジニアとして、沖縄にルーツを持つ人々の物語や伝統を伝えています。

エリン・アオヤマはジャパニーズ・アメリカン・メモリースケープ・プロジェクトの共同ディレクターであり、公正さに基づく歴史の語りの可能性を探求しています。JANMの学芸調査員でもあります。

先鋭的な日本人メディアアーティスト、藤幡正樹によるこの展覧会では、1942年の日系アメリカ人の強制立ち退きを写した写真のアーカイブに、これまでにない新しいアプローチで迫ります。