
全米日系人博物館(JANM、ロサンゼルス)は、このたび理事長にウィリアム(ビル)・T・フジオカが任命されたことを発表しました。
JANMの展示施設は改修のため休館中です。再開館は2026年末を予定しています。展示施設とミュージアムストアの実店舗は休館していますが、リトル東京の本館施設、南カリフォルニアならびに全米や日本各地で、博物館の活動を継続してまいります。お楽しみに。
全米日系人博物館(JANM、ロサンゼルス)は、このたび理事長にウィリアム(ビル)・T・フジオカが任命されたことを発表しました。
全米日系人博物館(JANM、ロサンゼルス)は、開催中の2つの特別展の会期を延長いたします。どちらも第二次世界大戦中の日系アメリカ人の強制収容について、新たな視点をもたらす展覧会です。「BeHere /1942:日系アメリカ人強制収容についての新たな視点」展は2023年1月8日まで、「経と聖書:信仰と日系アメリカ人の第二次世界大戦中の強制収容」展は2023年2月19日までの会期となります。2月19日は、日系アメリカ人の強制立ち退きにつながった「大統領令9066号」に1942年にルーズベルト大統領が署名をした日であり、「追憶の日」と呼ばれています。
全米日系人博物館(JANM、ロサンゼルス)は、「ブルームバーグ・コネクト」上での博物館の新しいデジタルガイドを発表しました。ブルームバーグ・コネクトは、ブルームバーグ・フィランソロピーズが提供する無料のアート&カルチャー・モバイルアプリです。
博物館のデジタルガイドは、来館情報や開催中の展覧会、今後のイベント、プログラム、教材やメンバーシップ情報、メディアアーツやオンラインプロジェクトなどを紹介しています。博物館への来館者、またバーチャルに訪問される方も、このデジタルガイドを使ってJANMについての情報を得て、来館を計画したり、常設展「コモン・グラウンド:コミュニティの心」のオーディオガイドを聞いていただけます。
「ブルームバーグ・フィランソロピーとのパートナーシップは、JANMへの訪問をより便利なものにしてくれます。ブルームバーグ・コネクト・アプリの新しいデジタルガイドは、来館者の体験を向上させてくれるとともに、遠方からの来館者にJANMへの訪問を促し、博物館や文化施設のグローバルなネットワークと当館を結び付けてくれます」と、アン・バロウズ館長兼CEO。
全米日系人博物館(JANM)は、2022年8月13日(土)午前11時~午後5時に「夏祭りファミリーフェスティバル」を対面で開催します。JANMの毎年恒例のこの夏の祭典では、ご家族連れやさまざまな年齢のお子さんが楽しんでいただける文化的なパフォーマンス、クラフト、アクティビティーなどを実施いたします。夏祭りへの参加は無料ですが、事前予約が必要です。
マコトタイコのダイナミックな太鼓演奏、マリアッチ・アルコイリス・デ・ロサンゼルスによる音楽、作家や司書によるインタラクティブなストーリータイム、短冊の願いごと、盆踊りレッスン、お盆をテーマにした折り紙、夏を祝うクラフト、お祭りをテーマにしたフォトブース、景品つきスカベンジャーハント、JANM会員限定の特典などがあるほか、「Be Here/1942:日系アメリカ人強制収容についての新たな視点」「経と聖書:信仰と日系アメリカ人の第二次世界大戦中の強制収容」などの特別展を無料でご覧いただけます。
全米日系人博物館(JANM)は、安倍晋三元総理大臣が奈良市で暗殺されたことに驚き、深い悲しみを覚えています。安倍総理は2015年のアメリカ合衆国公式訪問の際、ロサンゼルスを訪れ、JANMにも来館されました。
「当館はこの恐ろしい暴力と安倍晋三元総理大臣の逝去に衝撃を受け、悲しんでいます。安倍首相は米国との強い結びつきを持ち、長きにわたって活躍してこられた最も著名な政治的リーダーでした。2015年の米国公式訪問の際に当館に安倍首相をお迎えし、日本と日系アメリカ人コミュニティーの特別な関係や歴史的な絆に言及していただいたことは、大変光栄なことでした。深い悲しみの中にいらっしゃる安倍首相のご遺族と日本の皆様に、謹んで哀悼の意を表します」とアン・バロウズJANM館長兼CEO。
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全米日系人博物館(JANM)は、マスケゴ・ノルウェー教育委員会が10年生の上級英語の授業で、『あのころ、天皇は神だった(When the Emperor Was Divine)』の使用を禁止したことを深刻に捉えています。
同教育委員会のカリキュラム計画委員会は、新しい教科書や教材の年次推薦において、ジュリー・オオツカの歴史小説『あのころ、天皇は神だった』をその一つに選びました。アメリカ図書館協会アレックス賞とアジア系アメリカ人文学賞を受賞したオオツカ氏は、この小説で日系アメリカ人家族の強制収容経験を多角的に描いています。
2022年6月13日、教育委員会の教育サービス委員会は、同書が「制約のない」本であって、多様性を促進する意図がない一方で、「多様な」本であることを理由に選定を却下しました。また、委員会はこの小説が含まれることで、生徒が 「なぜこうしたことをしたのかというアメリカ政府の視点」ではなく、日系人の視点からの2冊の本を読むことになり、カリキュラムに「バランス」の欠如をもたらすと主張しました。
全米日系人博物館(JANM)は、2022年6月13日(月)にバイデン大統領によって「国立アジア太平洋系アメリカ人歴史文化博物館創設の可能性を調査する委員会法」(H.R. 3525)が成立したことを祝います。これはグレース・メン米国下院議員が、ジュディ・チュー米国下院議員、マーク・タカノ米国下院議員、その他多くの共同提案者、および米国議会アジア太平洋系アメリカ人議員連盟のメンバーと共に主導したもので、法案は超党派の支持を得て上下両院を通過しました。
この法律は、ワシントンD.C.に国立アジア太平洋アメリカ人歴史文化博物館を設立、支援、建設する計画を立てる委員会を設立するもので、博物館がスミソニアン協会の一部となる可能性も含まれています。この博物館は、アジア太平洋系アメリカ人の歴史、文化、貢献、業績について、一般の人々が学ぶことができる場となる予定です。バイデン大統領とハリス副大統領が挨拶を行った法案署名式には、JANM館長兼CEOのアン・バロウズも出席しました。
全米日系人博物館(JANM)は、6月25日(土)午前10時30分から正午(PDT)にかけて、JANMの理事長であったノーマン・Y. ミネタ氏を偲ぶ会を開催します。ミネタ長官は2022年5月3日(火)、メリーランド州エッジウォーターの自宅で逝去されました。
JANMは、ミネタ長官のリーダーシップと、全ての人のための公正さ、正義、自由の推進に貢献された多大な功績に敬意を表します。当館は、ミネタ長官の卓越した人生とレガシー、そして私たちのコミュニティーと、次の世代に向けて公正な未来を築くための終始一貫した献身を称えます。偲ぶ会には、どなたでも対面、またはオンラインでご参加いただけます。当日のJANMの開館時間は正午から午後5時(PDT)で、この日は入館料が終日無料となります。
Thank you to everyone who attended our in-person 30th Anniversary Benefit event at the InterContinental Los Angeles Downtown on April 30, 2022.
We hope you enjoy the photos below taken by the event photographers!
ディスカバー・ニッケイは、全米日系人博物館(JANM)のウェブ・プロジェクトで、世界の日系人のつながりと理解を促進することに注力しています。この度、ディスカバーニッケイでは、毎年テーマ別にストーリーを紹介する「ニッケイ物語」シリーズで、第11回の募集を始めました。
「ニッケイ」とは、日本の移民と、その子孫である日本にルーツを持つ人々を指す言葉です。今年のテーマは、「いただきます3! ニッケイの食と家族、そしてコミュニティ」です。ニッケイ人は、自分たちの日本食を作るため、どのようにして地元の食材や調理方法、農業や風味を取り込んできたのでしょう?このようなニッケイ食に関する個人的なストーリー、エッセイ、回想録、論文、レストラン評やそのほかの散文を募集します。