Full Institution name
Japanese American National Museum
Machine Name
janm

全米日系人博物館(JANM)の、世界中の日系ディアスポラをつなげ理解を促進するウェブプロジェクト「ディスカバー・ニッケイ」は、国際青年会議所(JCI)ブラジル-日本支部およびニッケイ・オーストラリアと提携し、2月26日(土)午後3時(PST)より、参加無料のバーチャル・プログラム「ニッケイ食って何?」を開催します。このプログラムは、ニッケイ食とそれが世界中の家庭やコミュニティで果たしてきた役割を検証します。

今回のニッケイ食プログラムでは、横浜の海外移住資料館の研究員小嶋茂氏がニッケイ食についてプレゼンテーションを行います。また、日系アメリカ人ライターのギル・アサカワ氏がモデレーターとしてプログラム全体とディスカッションの司会進行を務め、ニッケイ食の意味とそれがどのように人々をつなげてきたかを探ります。その後、参加者は小グループでこのトピックについてディスカッションを行います。

全米日系人博物館(JANM)は、ウォーレン・ノリ・ミナミ博士(享年83歳)が2022年1月9日にメリーランド州ベセスダで逝去されたとの報を受け、哀しみにくれています。ミナミ博士は、国際通貨基金(IMF)のシニア・エグゼクティブとしての職を退職され、1998年から2006年までJANMのボード・オブ・ガバナーを務められました。ミナミ博士は現JANMガバナーのデニー・ミナミ氏の兄でもあります。

「ウォーレン・ミナミ博士の訃報に接し、全米日系人博物館の評議員、理事、スタッフ、ボランティアを代表して、哀悼の意を表します。全米日系人博物館のガバナーとして、また全米日系人記念財団の理事長として発揮されたリーダーシップをはじめ、コミュニティーとこの国をより良いものとするために尽力された彼の献身を決して忘れません。深く感謝するとともに、ご家族に心からお悔やみを申し上げ、ご冥福をお祈りします」と全米日系人博物館理事長のノーマン・ミネタは話します。

全米日系人博物館(JANM)は、ヒストリックビルディングでの1992年の開館から今年で30周年を迎えます。この歴史的な機会に、日系アメリカ人の経験を通して、アメリカの民族的・文化的多様性に対する理解と認識を深めていくというミッションを掲げて活動してきた、当館のこの30年のタイムリーでタイムレスな歩みを振り返ります。

JANMは過去30年以上にわたって、画期的な展覧会や教育ツアー、啓蒙的なパブリックプログラムなどによって、アメリカの分断に架橋する試みを続けてきました。当館における先駆的な展覧会には、2005年の「民主主義のための闘い」、2006年の「キップ・フルベック:キップ・フルベック:一部アジア系、100%ハパ」、2014年の「ハロー!ハローキティのスーパーキュートな世界を探検」(2014年)などがあります。

また、JANMは次の30年に向けて、歴史から得た教訓を生かし、21世紀のミュージアム体験を再構想し、次世代にインスピレーションを届け、コミュニティーのためにその居場所の道標として貢献していきます。

全米日系人博物館は、コミュニティーやキャリアにおいて、日系アメリカ人の経験をより良いものとしたり、支援したり、それを伝える活動をしている30歳未満の若者の推薦を呼びかけています。

これらの「30チェンジメーカーズ・アンダー30」(30歳未満の変革者たち)は2022年4月30日に開催するJANMの30周年を祝う催し、「30周年アニバーサリーベネフィット」で表彰いたします。

JANMのミッションを体現し、芸術、ビジネス、文化、教育、政治、スポーツ、テクノロジーなどの分野で並外れた貢献をしている「チェンジメーカー」らをご存知でしたらぜひご推薦ください。候補者の推薦は、どなたでもご参加いただけます。推薦締切は2022年1月31日です。

「30周年という記念すべき年に、当館は過去と現在のリーダーたちを称えるとともに、次の世代の先駆者らを表彰することで、未来に目を向けていきます。30チェンジメーカーズ・アンダー30たちの功績が他の若者たちをインスパイアし、先導してくれることを期待しています」とアン・バロウズJANM館長兼CEO。

チルドレンズ・コートヤードは、21歳以下のお子さんのお名前を永久に刻印するものです。お名前は当館パビリオン入り口付近にあるチルドレンズ・コートヤードの石畳に刻まれます(1列につきお一人のお名前)。お名前の順番は、お申し込みを受け付けた順です。本年4月30日までのお申し込みは今年8月に刻印いたします。4月30日以後のお申し込みは来年の刻印となりますので、ご了承ください

お一人のお名前につき300ドルのご寄附によって、そのお子さんと全米日系人博物館の日系アメリカ人の歴史を保存し、伝えるというミッションとの間に、生涯にわたる関係を築いていただけます。皆様のご寄附によって、JANMは、現在および将来の世代のために、日系アメリカ人の歴史をアメリカの歴史の大切な一部として保存し伝えるというミッションを果たすことができます。

お申し込みの前に、以下の銘刻ガイドラインをご確認ください。下のボタンをクリックしていただくとJANMストアのオンラインストアにアクセスします。そこからコートヤードの刻印をご注文いただけます。また申込フォームをダウンロードして郵送でお申し込みいただくこともできます。

全米日系人博物館・民主主義保存全米センター(NCPD@JANM)アジアンアメリカン・アドバンシング・ジャスティス-ロサンゼルス (アドバンシング・ジャスティス-LA)は、アジア系に対するヘイトとレイシズムをテーマにしたアートプロジェクトを行うアーティスト2名を選出しました。

JANM 30

 

1992年のヒストリックビルディングでの開館を記念した、JANMの「30周年アニバーサリー」は、日系アメリカ人の経験を通して、アメリカの民族的・文化的多様性に対する理解と認識を深めていくというミッションを掲げて活動してきた、当館のこの30年のタイムリーでタイムレスな歩みを振り返ります。

そして何より、私たちが共に集まって次の30年を見据え、歴史から得た教訓と革新的な新しい戦略を活用して当館の展示やプログラムを再構想し、次の世代に向けてインスピレーションを届け、インクルージョンと社会正義のための闘いを続けていくための機会でもあります。