全米日系人博物館(JANM)は、ライター、編集者、ドキュメンタリー映像作家であったホリー・ヤスイ氏(享年67歳)の訃報に接し、哀悼の意を表します。ヤスイ氏は、10月31日、メキシコでCOVID-19の合併症によって亡くなられました。伝説的な日系弁護士で公民権運動家でもあったノミル・ヤスイ氏の一番下の娘でした。
「ホリー・ヤスイ氏が亡くなられたことを知り、当館は深い悲しみに包まれています。ホリーが彼女の父を描いた映画は、彼の画期的な公民権運動のレガシーを世代をこえて生かし続けるものでした。とんでもない不正をひるむことなく正そうとしたある一人の男性、それは彼女の父親であるわけですが、の驚異的な努力を記念するものだったのです。その彼の精神はホリー自身の社会正義への深いコミットメントの中に生き続けていました」とJANMのアン・バロウズ館長兼CEO。
デンバー出身のヤスイ氏は、ライター、編集者、翻訳者(スペイン語から英語へ)として活躍し、長年メキシコのサンミゲル・デ・アジェンデに住んでいました。